ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

ヒルガオと萎れるキュウリの夏

2017-07-21 08:43:44 | エッセイ
海開きのとき、昨年までの駐車場土手にひっそりと咲く一輪のヒルガオ(昼顔)(写真)。

ヒルガオ科の植物。アサガオ同様朝開花するが昼になっても花がしぼまないことからこの名がある。花言葉は根で組み合あうことから「絆」。

つる性の多年草で、地上部は毎年枯れ、春から蔓が伸び始め、夏にかけて道ばたなどに繁茂する。夏に薄いピンク色で直径5~6cmの花を咲かせる。花の形は漏斗形。苞葉が萼を包み込むので、帰化植物のセイヨウヒルガオ(西洋昼顔)と区別できる。

アサガオと違って鑑賞用に栽培されることは、殆ど無い。また、結実することはまれであるが、地下茎で増え、一度増えると駆除が難しいため、大半は雑草として扱われる。

しかし、自作の腐葉土、油粕・鶏糞などの有機肥料・無農薬の家庭菜園では、今年初めて、キュウリの本ツルが害虫(バッタ?)にやられ、今また脇芽にキュウリがなり今朝も1本収獲した。

ナスは早くに根切り虫を退治してOK、ピーマン2個収獲してから、やはり害虫にやられ、ようやくまた生りだした。デコポンの葉にはアゲハの幼虫が葉を食い荒らす。昨日関東甲信まで梅雨明けの本当に害虫の多い年である。



ブラタモリ秩父を探る

2017-07-19 07:47:37 | 問題
昨夜は荒川にかかる秩父公園大橋からスタートしたブラタモリ「秩父はずーっと日本を盛り上げた?」を録画で見た。

埼玉県の秩父は東京都心から電車でおよそ1時間半。春の「シバザクラ」に冬の「夜祭」で知られる、年間900万の観光客がやってくる自然豊かな観光地。しかし、秩父と言えば秩父セメントで有名誰もが知っている。

やはり、秩父のシンボル・武甲山で産出された全国一位の採掘量石灰岩がセメントの原料、現在にいたるまで日本を支え続けている。まず、タモリさん、麓のサンゴから生まれた65mの石灰岩の切り立った自然の崖を見て、石龍山橋立堂の裏山で、かって2億年前海底だったところが火山が造った石灰岩の下に玄武岩であることが分かった。

武甲山の裏山の断層が現れる洞窟で直接手で触る黒光りするチャート「放散虫」の壁面に触れ、懐中電灯で何時までも確かめていた。案内者も、見れるのは日本でここしかないと語っていた。

さらに秩父の町なかへ、江戸時代秩父34か所観音霊場めぐりは1か月に4万5千人の一大ブームに、19番札所龍谷寺は1600万年前断層の動きで崖崩れからチャートや小石砂と混じった地形の岩の上にできており神聖なものと。32番法性寺、31番観音寺、28番橋立寺など写真で、当時の人出年間で、四国八十八か所2万人、西国三十三か所3万人であった。

また、河岸段丘の土地では田んぼにむかず、桑の栽培から秩父銘仙が生まれ、まず縦糸を染める体験をして、両面が同じ柄に染まる技術から、秩父は大正時代、安くて、おしゃれでリバーシブル(両面利用)な絹織物で日本を盛り上げたことを、反物を手で触れて確かめていた。

四倉海水浴場入口

2017-07-17 08:15:08 | エッセイ
今日17日は海の日、5時降雨直ぐ止みましたが、あいにくの曇りの天気、四倉海水浴場も賑わいを見せるでしょうか。

今までは駐車場から海の景観が見ていました。が、防潮堤で波も、遠くの塩屋の岬も見えません。13日のブログに「夏井川河口の現在の様子と渓谷の名所」で、自然の力には勝てず河口は砂で堰き止めと書きました。

津波対策の防潮堤、自然の力には勝てないから、避難する。3.11でも私たち住民は裏山に避難、避難所四倉高校体育館には、避難路がないから避難できなかった。いまだに、その避難路が整備されていない。しかし、癒しの景観を見えなくした、8メートルの防潮堤が出来つつあります。復旧整備の優先順位が狂っている。

写真は海水浴場の入口に一番近い駐車場から撮影、この看板と境川水門の間を通って海水浴場へ行きます。看板のガイドは、左から海水浴場、防潮堤(建設中)、防災緑地(建設中)、トイレシャワーと駐車場です。