ブログ仙岩

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北海道観光庭園高橋武市氏のお話

2017-07-07 09:10:20 | エッセイ
今朝4時台明日へのことば「大地に描く夢の花園」観光庭園主高橋武市氏(76)のトークを偶然何となしに聞いた。

直ぐラジオ止めて寝ようとしたとき、花は好きでもガーデニングでなく、花が終わってもそのままにしておく自然の花園の言葉で最後まで聞いてしまった。

孫祖父が昭和6年の一番遅い岩手からの北海道開拓入居民で、東外れ滝上の高地しか残っていなかった。野菜を作っても、馬の背のような土地で降雨で土地がやせ貧乏生活、小4のとき、下の妹が生まれ5人兄弟の長男、何とかしなければと、200メートル下から、天秤棒で水くみ、四角の貯桶に溜めて野菜に水やりをした。

しかし、中学2年のとき、街で野菜籠一杯分より、3本の蓮華つつじ(岩手の花)が高く売れたことで、両親の反対に、家出するというと、承諾してもらい、花をやる決心をした。

-30度、1メートルも積もる雪の高地で、他所にないものを作ることで、人を集めることができると、身にもてるだけ勤務木工場から、頂いたはね材料を背負い、坂道の上の家まで2回に分けて運び温室を作り上げた。

冬の吹雪に悩まされ辛い時もあったが、花が好きだから、蓮華つつじの原点のここから、5㎞もある歩道の周りの草花は、4/29から9月の最後の日曜日まで開園し、四季折々の草花、カラス、タヒウツギ、仙台萩など化学肥料、農薬は使わず、太陽が命、虫や野鳥の居る自然の花園に、何度も足を運んで頂く庭園にしたいと。

7度来園した人に、8度目には目を見張る何かを考えることで続けれると結んだ。