ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

忌み嫌われても秋を彩る彼岸花

2014-09-27 09:28:50 | エッセイ
中国渡来の北は北海道から沖縄まで全国に彼岸花が盛んに咲いている。東北今年は少し遅れて、田の畦や墓地の周りに30~50cmの茎の上に赤い雄しべの長い花が咲く。

ヒガンバナ科の多年草で球根植物、秋の彼岸のころに咲き出す。花被は6片で外側の反り返り、晩秋には30~50cmの線状の葉をロゼット状に出す。冬には枯れて、秋が近づくまで地下で地上には姿を現さない。

全草有毒であり、特に鱗茎にはアルカロイド(リコリン、ガランタミン、セキサニン、ホモリコリン)など含まれ、食べると嘔吐、下痢をおこし、多量に食べると中枢神経をマヒ死に至ることもある。が、あかぎれやしらくもなどの薬用にも利用されている。

この毒性から、畦道や墓地には虫よけとして植えたことで今日に至っている。餌のミミズが彼岸花の毒性で棲まないことからモグラが来ない。またネズミの防御にも役立っている。

秋の代表の花、カミソリバナ、シビトバナ、トウロウバナ、マンジュシャゲ、捨子花、天蓋花などの異名を持ち、花粉と胚珠の染色体が3種の3倍体で種子をつくることができない。タネナシ西瓜に応用されてる。

また、球根は石蒜の漢字ノビルであり、検索根で畦道の崩れを防ぎ、毒性から墓地の遺体を守り忌み嫌われても、飢饉などで水にさらすことで簡単に除毒でき澱粉豊富で食用に利用、長い歴史の中で謎めいた曼珠沙華はますます妖艶に咲きつづけるであろう。

打の主役不在巨人セ・リーグ3連覇

2014-09-27 08:09:14 | エッセイ
昨夜のテレビで、阪神広島に4-3でリード、一歩早いとBS1で見て、巨人DeNAに6-3と2分遅れで勝利、原監督自身7度目、3連覇を成し遂げ横浜球場マウンドで胴上げ8回宙に舞い通算36回目の優勝を飾った。

原監督はインタビューで攻撃で辛かったが、守りとかたい団結力で勝ち取った。そして、目に涙を浮かべながら父・貢氏に捧ぐことばは、「まだまだと言っていると思います」。、また、ネット裏で観戦の長嶋名誉監督は終盤広島阪神に競り勝ち3連覇につながり、独創的な選手起用での試合運びができ、球団創設80周年にふさわしい優勝だ。

内海投手何時もの調子の投球で初球はボールから入り、3回途中で50球越え今宵は6回までと予想したが、7回と2/3まで3失点、西村1/3、9回は山口2/3、最近悪くても今までの実績からマシソン1/3で胴上げ投手とベテラン投手起用の方程式通りであった。打つ方では、亀井と片岡で3点、村田のソロHR、アンダーソンの2RHRで計6得点。

シーズン初めは3位に低迷、交流戦亀井復帰で優勝から首位を守ってきた。が、菅野・内海がナンバー5におり防御率もいい方でも抜群の守備力に負うところが多い。セオリーの四球を避け、得点の後失点しないこと。しかし、打撃では四球の後の初球を逃すな、野球は2アウトからのねばりと盗塁はしないなどは出来ていなかった。ここぞというところで集中打が出たことで優勝につながったと思う。お目でとう巨人軍。