ブログ仙岩

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震災後3年半の名月

2014-09-09 11:20:29 | エッセイ
昨日は中秋白露(大気が冷え露が出始める)の初日の十五夜(昨年は9/19)の月を西日本では観れたようだが、いわきでは名月観賞は出来なかった。

福島民報に鹿島右田浜奇しくも津波に耐えた一本松が月の明りに浮かび上がった様子が載っていた。この浜を中心に近郊で大分前だがボーイスカウトシニア大会に隊長として参加、真野川河口に漁港がありカヌー訓練したことを思い出す。また、津波犠牲新地町の姪の葬儀に7/31出席で相馬へ行く途中、6号国道まで真野川漁港(請戸漁港と同様河口にある)から流された漁船を目の当たりした。

3年半を迎えて、震災当時を思い出し、各人が思い思いに名月を眺めたであろう。

各地でかさ上げ堤防など建設中だが、自然を壊す極端な防波堤は意味がない。それれより、人間はいつの間にか自然と生活の成り立つ場所に住みつくから、避難経路の設定建設を急ぐべきである。