ブログ仙岩

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台風11号の爪痕と復興の夏の夜

2014-08-11 10:38:53 | 日記
台風11号が四国に上陸、更に北上して舞鶴に抜け日本海を北上、現在北海道沖にあり、もうすぐ温帯低気圧になるという。

昨夜11号日本海の目がいわきに一番近い時1006hPaであったが、今朝5時で1003hPa、10時1004と上がった。暴風圏が尻長であり、徳島阿南市の加茂谷中の2階に進水、そして水が引けたようすがテレビ放映されていた。学校に避難した人たちは恐怖で大変だったと思う。また、栃木では竜巻のような突風で、電柱が折れ、屋根が完全に服飛ばされ校庭の指揮台が飛ばされてる映像は目も当てられない。お見舞い申し上げます。

ねぶた、竿灯、七夕と東北三大祭も終わり、いよいよお盆に向けて花火大会や盆踊り大会が各地で行われる。

今日11日は震災から3年5か月、地震で火災、津波で41人が犠牲に、12名が行方不明となった久之浜では震災前は盆踊り花火大会は別々に行われていた。近くの波立薬師の盆踊りに良く行っていたが、今年は今日11日昭和39年以来半世紀ぶりに東町で同時開催という。

津波で亡くなった住民に思いを寄せ、青年壮年が地域の協力を得て同時開催を進めてきた。久之浜漁港はシラスやカレイメヒカリなど底引き網漁が盛んで避難港から見れば格段の水揚げを誇っていた。しかし、原発で放射能汚染水で、操業がままならぬもの、活気を戻す意味でも11号過ぎてくれたので、無事開催を祈る。