ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

初夢で福島に舞い降りる七福神

2014-01-03 13:51:01 | 日記
箱根駅伝は夢でなく、東洋大優勝10.52'50"、2位駒沢57’25”、3位日体大、早稲田、青学、明大、日大、帝京、拓殖、大東文化以上が来年エントリーと決まる。

福島の初夢は一富士、ニ鷹、三茄子と一般的であり、続いて、四扇、五多波姑、六座頭ではありきたりで、原発で苦しむ県民を解放することでありたいもの。

夢の宝船の七福神では日本唯一の大漁、五穀豊穣の神の神恵比寿さまは農漁業者が苦しむ原発汚染水を早く止める。

食物・財福のインドの神大黒天は減反廃止で米つくりが変わり収入増加につながりたい。

紅一点仏教インドの神毘沙門天は財宝を守り一票の格差をなくし、特定秘密保護法の永久秘密にしてはいけないし。

インドの神弁財天は8%消費税でも腰折れせぬよう米価の安定に努力をする。中国道教の福禄寿は被災地支援を確かなものにする。

中国道教の寿老人は長生きはいいが医療費負担が多くなっては困る。

最後に、実在の僧であった布袋さんは子宝の少子化対策、子育て支援と教育、安全・安心の環境を創ってほしいと願うものである。

「新富嶽三十六景」に想いを込めてを聞いて

2014-01-03 08:35:50 | 日記
今朝、アイルランド出身ピーター・マックミラン杏林大客員教授の葛飾北斎ならぬ「富嶽三十六景」に想いを込めてを聞いた。
マックミラン教授は1980年哲学修士、、1986年英文学博士号を取得、アメリカプリンストン・コロンビア客員、イギリスオックスフォード客員を経て、現在杏林大客員教授をしており、傍ら、詩人、版画家、翻訳家、日本文理解促進財団の代表としても活躍している。

今朝はその版画家として、「祝富士山文化遺産登録」で、葛飾北斎の名をもじって、西斎の雅号で「新富嶽三十六景」の版画展を相田みつお美術館で開いた。
日本には20年以上富士山の近くに住み、夏はアイルランドへという生活で、文化的にも重要な富士山は万葉の時代から今日まで霊山として文学の世界で語られてきたという。日本人以上に日本文化の研究に憧憬が深い。
また、私も持っている「東海道五十三次」の写実的な歌川に対して、昨年いわき市美術館で見たボストン収蔵「富嶽三十六景」の幾何学的表現で大きい富士と小さな桶を大きくした逆転の発想の北斎から学んでの製作という。

北斎と違う大波の手前に小さな富士を置いたもの、白い折り紙の鶴の背に富士が乗っているもの、富士山頂まで伸びている高速道路というように、富士に魅せられた作品の数々である。

そして、最期には伊勢物語の翻訳が完成、1月末の発表を待つばかりという。そのうち日本人より外国人が伊勢物語などの文学作品をより多く読む時代がくのではとも話していた。