富岡町の復興再生エネルギー

昨夜のテレビ楢葉第2原発に近い富岡町の田んぼで、再生エネルギーを利用したバイク、耕運機の活躍の様子が放映された。

FCTテレビゴジてれの後半で、今も震災津波で壊れた駅舎、錆びついた線路など被害の跡をそのまま残す富岡町、楢葉町に近い荒れ果てた田んぼの一角で、3年放置した耕作地の再生は困難ということから、3年目の昨年コメの試験栽培をした。刈り取った基準値以下で食することができる米から、九州大学の指導でエンジンの燃料バイオエタノールを生成した。

すると、なんとそのエタノールに少しのガソリンを混ぜて耕運機を作動田んぼを耕していた。またガソリンを加えずエタノールだけでバイクを走らせていた。他の市町村より多くのイノシシを捕獲している富岡町は昨年夜ノ森桜並木(震災前の写真）の途中まで入れる制限区域と米を栽培した帰還準備区域に分かれており、避難が解除された広野、川内でも帰還者が2割そこそこでは当分富岡町の住民の帰還は困難と。

再生エネルギーのバイオエタノールのコメ栽培より農家住民の避難先から通い帰還できたらすぐにも栽培可能な田んぼにするエネルギーに対して驚異の目で映像を見た。