羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

ガンダム Gのレコンギスタ

2014-10-11 16:27:58 | 日記
人類が共食いで絶滅の危機を乗り切った、というかなり悲惨な歴史設定があるようだが、既に事後で、生態系は回復し、秩序も回復し、被喰人層への差別は残っているが、喰人自体は克服している。しかし、歴史の回帰への恐怖と罪悪感から宗教に頼り、文明を後退させ、結果的にヒエラルキー社会になっており、姫達、アメリア国の連中はそれに反発しているという図式。
しかしスコード教の教えや体制は概ね正しかったりする。反発する姫に大佐は「神にでもなれると?」と問う。主人公であるベルリの思考が完全に体制側なのが面白い。
古風な演出を敢えて入れつつ過剰なまでに自然は回復し、ノレドは何度置いて行かれそうになっても自力でベルリに食い付き、敵も味方も人を殺さず、敵も味方も食事をし、排泄をし、広々としたガンダムのコクピットには資格のある者も無い者も四人も乗り込める。何とも大らかだ。
大らかと言えばガンダムが奪われる件で大佐が「ガンダムが奪われつつあります」と淡々と報告するのが、ガンダムシリーズでは毎作大騒ぎする定番の件だけに、いい加減マンネリな件自体への監督的なイジりで楽しい。
場面はアメリア側に移るが、話は状況説明が軽く終わったくらいでゆったりペース、次回から動くのかな?

テラフォーマーズ

2014-10-11 16:27:33 | 日記
規制の影の付け方がオカシイ。過剰規制な上に雑だ。殺戮描写が多いから、雑に影付け過ぎて逆にちょっと面白い感じになってるシーンもあった。何が何だか分かりにくい所も相変わらずある。画面も暗い。
全体的に棒立ち気味で表情が固く、やり取りがぎこちない。場面の繋ぎも飛び飛びな感じだ。予算というより制作に不慣れな印象がある。
ただ、原作もそんなスムーズじゃなかったし、アニメだとさっと話を進めて声も入るから全体の話の流れはやや分かりやすいし、何より展開が手っ取り早い。艦内では妙にモタモタしていたが、火星に落下してからはわりとスパッと進んだ。
これから中国班の裏切りまでひたすら戦い続ける男塾みたいな展開だ。勝率は低めで、死にまくるし、全滅する班もある。戦闘メインだとモタモタしない限りサクッと進む、筈!
次回からの燈の戦い方は結構ややこしい。上手くアニメになるかな? ミッシェルはボコボコにするだけだからへったくれもないが(・ω・)