人類が共食いで絶滅の危機を乗り切った、というかなり悲惨な歴史設定があるようだが、既に事後で、生態系は回復し、秩序も回復し、被喰人層への差別は残っているが、喰人自体は克服している。しかし、歴史の回帰への恐怖と罪悪感から宗教に頼り、文明を後退させ、結果的にヒエラルキー社会になっており、姫達、アメリア国の連中はそれに反発しているという図式。
しかしスコード教の教えや体制は概ね正しかったりする。反発する姫に大佐は「神にでもなれると?」と問う。主人公であるベルリの思考が完全に体制側なのが面白い。
古風な演出を敢えて入れつつ過剰なまでに自然は回復し、ノレドは何度置いて行かれそうになっても自力でベルリに食い付き、敵も味方も人を殺さず、敵も味方も食事をし、排泄をし、広々としたガンダムのコクピットには資格のある者も無い者も四人も乗り込める。何とも大らかだ。
大らかと言えばガンダムが奪われる件で大佐が「ガンダムが奪われつつあります」と淡々と報告するのが、ガンダムシリーズでは毎作大騒ぎする定番の件だけに、いい加減マンネリな件自体への監督的なイジりで楽しい。
場面はアメリア側に移るが、話は状況説明が軽く終わったくらいでゆったりペース、次回から動くのかな?
しかしスコード教の教えや体制は概ね正しかったりする。反発する姫に大佐は「神にでもなれると?」と問う。主人公であるベルリの思考が完全に体制側なのが面白い。
古風な演出を敢えて入れつつ過剰なまでに自然は回復し、ノレドは何度置いて行かれそうになっても自力でベルリに食い付き、敵も味方も人を殺さず、敵も味方も食事をし、排泄をし、広々としたガンダムのコクピットには資格のある者も無い者も四人も乗り込める。何とも大らかだ。
大らかと言えばガンダムが奪われる件で大佐が「ガンダムが奪われつつあります」と淡々と報告するのが、ガンダムシリーズでは毎作大騒ぎする定番の件だけに、いい加減マンネリな件自体への監督的なイジりで楽しい。
場面はアメリア側に移るが、話は状況説明が軽く終わったくらいでゆったりペース、次回から動くのかな?