忘備録

温泉の記録とか日記とか、何を考えていたのか思い出すための記録。

湯河原 山翠楼に泊まってみた(三回目)

2012-03-07 21:21:30 | 温泉


去年の一月、三月と約一年ぶりで三回目の山翠楼、すっかりお気に入りになった宿です。

この旅館は、玄関で中居さんからのお出迎えから始まり「展望風呂」「料理」「見晴らしが良い部屋」、それに加えスカイラウンジや館内の高級感のある雰囲気などもよく、自分らあたりにはだいぶ贅沢だと思うのですが、居心地がよく何度も行きたくなります。

今回は車で行き、午前中は雨でしたけれども、最初に寄る予定の湯河原の梅林に着いたころには傘は要らなくなっていました。梅はまだ咲き始めでしたが、散策もできました。










この先を行くと、幕山のハイキングコースになります(むかし行ったなぁ)。



そのあと町立美術館に寄ってから、まだ時間が早かったので落合の周辺を散歩。このあたり、湯河原がテーマの温泉番組なんかではよく紹介されています。そのなかでもちょくちょくカメラが入る「米屋煎餅」に寄らせてもらい店のおばさんに「旅番組でよく出ていますね」とかなんとか話をさせてもらいながら、店で一番人気という二度付の煎餅を買い求めました。そして万葉公園、足湯を周ってから宿に向かいました。





山翠楼には三時半ころ到着。中居さんから「今日は団体さんが入っているので、お風呂は早めにいかれた方がよろしいかと」というアドバイスをいただき、そのおかげもあり朝のお風呂以外はその団体の方々をうまく避けられ、快適に過ごせました。

何といっても、自分はここの展望風呂がほんとに好きなんですよ。ロケーションとしては左に三層、右に二層の山に囲まれた谷にあり、湯船の中から見上げる景色が今回は天候のせいもあって、左右の山から立ち上る靄(もや)が生き物のようで、なんとも幻想的でした。長湯してしまいました。

もう一つの大浴場もそれなりに楽しめましたが、お気に入りは無料のマッサージ機です。肩を上から押してくれたり、腕を挟んで圧迫したりする、高級マッサージ機です。いい感じです。



食事ですが、前二回は料理の中にエビの鬼殻焼きがありました。この味が堪らず、今回は奮発して伊勢海老の鬼殻焼きを追加しました。醤油ベースの中に甘味と苦みが混ざったタレが絶品。自分は大した舌や料理の知識があるわけではないので上手く表現できませんが、他の品も「素」の味がするような気がして一々楽しい。

食事中に大きい女将さんに挨拶をいただきました。女将からも本日は団体さんが宿泊しているとのことで気遣っていただきました。しかし去年に比べいささかお疲れの印象があり、体調がどうなのかなと少し気になりました。

世話をして貰った中居さんも気さくな方でした。知り合いにもこの宿を勧め、その方が家族で宿泊した時、やはり中居さんに親切にしていただいたと聞かされました。中居さんはいろんな方がいると思うのでそれだけで宿がどうのとは言いずらいのですが、ここは全般的に良いかもしれない。

帰りにスカイラウンジでコーヒーのサービスがあるのですけど、以前は500円だった気がしたのですが、セルフで無料になっていました。ここも景色が良くてお気に入りの場所ですが、顔が女将さんに似ているのでたぶんこの宿の方じゃないかなぁと思うんですが、着物の女性、満面の笑顔でいつも好印象。



チェックアウトは部屋で中居さんが清算してくれます。部屋でのチェックアウトって珍しいですね自分は。いままで三養荘くらいしか思い出せない。



いいことばかり書いてしまったけど、まあ誰が見てるわけでもないし、お気に入りの宿ということで。

でも、旅行、行き過ぎかな。お金も無くなってきたし。

そろそろ途切れるかも。。





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