選挙の効果

総選挙の意味

560兆円 バリケイト伊東

2022-09-03 14:53:46 | 政治

 この数字、何の数字かわかりますか。日本の大企業のため込んだ内部留保の金額だ。すごい金額だ。この前まで460兆円位であった。短期間で100兆円も増やした。ただただ、ため込むばかりで使わないのは問題だ。神棚に飾って置くだけでは意味がない。金は使わなければいけない。社会に還元すべきだ。すべてとは言わないが、10%の56兆円を政府は税として徴収して、有意義に使うのはいい。例えば、56兆円もあれば、日本のすべての大学の学費を無料化できるだろう。借りている奨学金もチャラに出来る。教育にはもっと政府は投資すべきだ。OECDで29か国で日本は一番教育に金を使わない国なのだ。教育こそ、国を発展させる源泉だ。日本の大学学費は非常に高い。貧困家庭の子供が大学で学びたくても、金がないばかりにあきらめざるを得ない。こんな不条理は正さなければいけない。まだ、他にもいろいろ使い道はある。ホームレスの人々に家を提供する費用にも使える。日本の大企業は、稼ぐ力はすごいが、社会に還元する事を考えていない。欧米で良く言われるノーブルオビリッジ精神が全然ない。大金持ちな人は、ない人に与える。これは偽善ではない。キリスト教文化の中では、普通の事だ。日本には、寄付文化はまだ根づいてない。560兆円もの金を持ってる大企業が有効に使わないのは、おかしい。政府は使わせるように仕向けなければいけない。内部留保税として出させるようにすればいい。元々社会から得たのだから、社会に還元すべきなのだ。神棚に飾っていても腐ってゆくだけだ。金は天下の回りものだ。水と同じだ。水は、人間にとって絶対的に必要だ。お金も絶対的とは言えないが、必要なものだ。水は天と台地を循環している。お金も社会を循環している。循環している間に減ったり、増えたりする。少ない所には金をいれるべきなのだ。そうすればお金は台地を潤し、人々を豊にする。回さないのは一番悪い。お金は潤滑剤でもある。エンジンに潤滑剤がなければ、エンジンは焼け焦げる。大企業はお金の潤滑剤としての役目を自覚すべきだ。来年はまだまだ内部留保は増えるだろう。600兆円にも達するだろう。日本政府は、強制力を持って企業に出させるべきだ。日本には日々の食べ物も食べられない人々がいるのだ。日本のすべての貧困者に20兆円もあれば、食事を毎日提供できる。大企業の皆様、ためこまないで使いましょう。社会的にいい事に使えば、お金は増えて戻ってきます。