選挙の効果

総選挙の意味

LGBT バリケイト伊東

2019-01-07 09:12:22 | 政治
  まだ正月気分も抜けきらない内に、見逃せない政治家の問題発言があった。私はLGBTについては、今まで多く書いてきた。それだけ関心が高いのだ。自民党の古参議員である平沢勝栄議員が、山梨で(LGBTばかりになったら国はつぶれる)の発言だ。メディアにその発言を追及され、差別的意図はなかったと、釈明した。しかし、本音なのだろう。以前にも大きな社会問題になった、(LGBTは生産性がない)の杉田水脈議員の発言があった。自民党議員達の国家主義的な考え方には、驚かない。彼らの頭は明治時代のままだ。根底には今のまま人口減少が進んだら、日本国がなくなるという危機感がある。加えて、男と女が結婚して子供を作るのが正常なのだという固定観念がある。同性婚では、子供ができない、これでは国はほろんでしまうという危機感だ。女性同士の結婚でも、精子の提供を受ければ子供はできるし、男性同士の結婚でも、養子縁組をすれば子育てはできるのだ。いくら人口減少だからと言って国が産めよ、増やせよと強制するわけにはいかないのだ。産むか産まないかは個人の勝手だ。多様性を認めない自民党議員達の考え方は、時代遅れであり、ポンコツのソフトウェアを使用している感じだ。ファシズムおたくの安部も同じような考え方なのだろう。時代はどんどん変化している。政治を運営する政治家の意識が変わらない限り、LGBTに対しての問題発言は続くだろう。国民もまだまだ意識は低い。LGBTに対しての尊厳と人権を守らなければならないのだ。人権は民主主義の基本理念だ。人権を守らない、守れない社会体制、政治風土は大幅に変えなければならない。LGBTを他人事と考えてはいけない。あなたの子供から性同一性障害を告げられたら、同性結婚を告げられたら、そのような可能性は誰でもあるのだ。公表できずに、悶々と悩んでいる人も多いのではないか。お笑いに転化できる人はいいが、差別されたり、部屋を貸してくれなかったり、仕事を得られなかったりするような深刻な問題も多いのだ。良く、政治家は日本を変えると言うが、人権の後進性を認識し、日本人の人権感覚を変えなければならないのだ。選挙の時には、人権意識の低い政治家を選ばない事だ。本当の意味で日本をすごい国にしなければならない。LGBTの人が、いつもにこにこ笑っていられる社会にしなければならない。