さいたま新都心駅 その6

第三ブロックは現在を移し写しています。

四季の道を通ると煉瓦の花壇と青銅のプレートがお出迎え。煉瓦は連画。フィルムやコマ送りの連画。動きのある世界観。その青銅のプレートの上にミニチュアの動物たちが乗っています。その中で一つだけ、つる草に覆われた花壇がこちら。

テーブルも青銅色。「食」を表現。人が田を食べるように虚構側も食を摂ります。

科学者がのぞき込む顕微鏡と微塵子の位置関係はΔのゼロです。スプーンで一掬い。微塵子の世界観では、自分の町や国より大きなスプーンを理解できません。微塵子の中の大災害に置き換えます。
少なくとも人間像は紙幣主義の金銀で支配されています。または地球の重力に縛られています。
ラフレさいたま→新都心郵便局→郵政庁舎。ラフレはラフレシアの世界最大のお花。臭いがトイレ臭い？　花言葉は夢現。花の美しさを掛け合わせるように人間像も掛けあわせ。遺伝を混ぜこぜしています。人間像の檻を軽くすると世界観が軽く為るのです。