コメントのアリゴンさんが引用されたのは曽国藩の言葉。
黎明即起,醒めて後,霑恋するなかれ
れいめいそっき,さめてのち,てんれんするなかれ
いい音だ。雄雄しさがある。これは,
君子たる者,夜明け(日の出)とともにガバっと起き,
目覚めたら,体の温もりが残る布団に未練を残してはいけない
という意味。二度寝する人間に未来はない。僕はいつの間にか「レイメイソッキ,サメテテンレンスルナカレ」って覚えてた。自然に七五調になっちゃう。
こういう漢語的文句にシビれる高校生とか大学生って,結構いる。桐蔭野球部で1つ後輩の丼上(ドンジョウ)君も,
風蕭蕭として易水寒し、
壮士ひとたび去ってまた還らず。
に感動したとか言っていたっけ。曽国藩といえば,四耐四不(したいしふ)。
耐冷、耐苦、耐煩、耐閑、不激、不躁、不競、不髄…
冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、
激せず、躁がず、競わず、随わず、以って大事を成すべし。
大事を成さんとする志。北尾さんと孫さんの対談で北尾さんが言っていた,夢と志は違う。夢ないし野心は自分のため。小乗的。志は世のため人のため。大乗的。
最近の若者には志がない。なぜだ。それは,真・善・美のうち,美を軽視しているから。これは敗戦ショック。敗戦の反動。戦前は,「美」ばかりだった。カッコつけてた。見栄を張っていた。
敗戦で振り子が反対に振り切れた。「美」すなわち精神論よりも,「真」「善」つまり科学。精神より科学。見えないものより見えるもの。
堀えもんや村上セショウさんのやったこと,「真」なのか,「善」なのか。今法廷で争われている。「美」なのかは裁かれない。「美」であるかは個々人の主観的判断。
「美醜の感覚」を研ぎ澄ませ。
黎明即起,醒めて後,霑恋するなかれ
れいめいそっき,さめてのち,てんれんするなかれ
いい音だ。雄雄しさがある。これは,
君子たる者,夜明け(日の出)とともにガバっと起き,
目覚めたら,体の温もりが残る布団に未練を残してはいけない
という意味。二度寝する人間に未来はない。僕はいつの間にか「レイメイソッキ,サメテテンレンスルナカレ」って覚えてた。自然に七五調になっちゃう。
こういう漢語的文句にシビれる高校生とか大学生って,結構いる。桐蔭野球部で1つ後輩の丼上(ドンジョウ)君も,
風蕭蕭として易水寒し、
壮士ひとたび去ってまた還らず。
に感動したとか言っていたっけ。曽国藩といえば,四耐四不(したいしふ)。
耐冷、耐苦、耐煩、耐閑、不激、不躁、不競、不髄…
冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、
激せず、躁がず、競わず、随わず、以って大事を成すべし。
大事を成さんとする志。北尾さんと孫さんの対談で北尾さんが言っていた,夢と志は違う。夢ないし野心は自分のため。小乗的。志は世のため人のため。大乗的。
最近の若者には志がない。なぜだ。それは,真・善・美のうち,美を軽視しているから。これは敗戦ショック。敗戦の反動。戦前は,「美」ばかりだった。カッコつけてた。見栄を張っていた。
敗戦で振り子が反対に振り切れた。「美」すなわち精神論よりも,「真」「善」つまり科学。精神より科学。見えないものより見えるもの。
堀えもんや村上セショウさんのやったこと,「真」なのか,「善」なのか。今法廷で争われている。「美」なのかは裁かれない。「美」であるかは個々人の主観的判断。
「美醜の感覚」を研ぎ澄ませ。