
Sabbathというのは、安息日。
- イスラム教は、金曜日。
- ユダヤ教は、金曜の夜から土曜の夜。
- キリスト教は、日曜日。
一週間の7日に一度は、休む。働かない。ユダヤ教ではエレベーターのボタンも押さない。
これは、天に感謝する日。神に感謝する日。
時間も、天から与えられたもの。時間を、週に一度は、天にお返しする。
ヨブ記1:21にある「主は奪う」の考え。
人間が保有するものは何もない。財産も、金も、名誉も、地位も、家族も、、、そしてこの生命も、生命を構成する「時間」でさえも、天が与えたもの。主が授けたもの。人間のものではない。
だから、ときに、主は奪う。理由なく奪う。
それは、人間の傲慢さを戒めるため。天が上で、人間が下。その上下関係を「マウント」するため。
上記図では、右の青の、とても宗教側に振り切った考え。
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サバティカル、って聞いたことありますね。Sabbatical。
大学教授が、7年に1年は、職を離れて、自由研究する、みたいな期間。これも、7年に1度。
やっぱりサバティカルも、「7」なんです。SabbathとSabbaticalは、語源が同じなんです。聖書では、創世記の記述などから、「7」が神聖なんです。
あ、「ラッキーセブン」って言いますね。これも、西洋のキリスト教の伝統から来たんです。
これはこのブログを書きながら初めて気がついた、、、 こちら参考記事
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イスラム・ユダヤ・キリスト教では、週に一度は安息日を設けることによって、人間の傲慢さを戒めているのです。
天に与えられた時間のうち、7日に1日を、天にお返ししているんです。
造物主、生きとし生けるもの、森羅万象に対して、謙虚になる。これが宗教の最も重要な効用でしょう。