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川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

『日本の偉人100人 下』

2025年07月16日 | 歴史
こういうサクッと読める偉人伝は、子どものためにも、蔵書にしておきたい一冊。

■ 「フジヤマのトビウオ」古橋廣之進は、高射砲のネジ切り作業中に誤って左手中指の第一関節切断。
 水をかいても水がすっぽ抜ける…
 そのメチャ大きなハンデを負いながら、世界一のスイマーになった。

■ 東京裁判で刑死した唯一の文官・廣田弘毅は死ぬ前に論語の言葉を遺した。
 
「志士仁人は生を求めて仁を害することなく、
 身を殺して仁をなすことあり」

 この論語の文章は、実に意味深長である、と廣田は語っている。

■ 今村均は、B旧戦犯の刑期を終えた昭和29年11月、自宅に帰ると母屋には住まわず、庭に三畳の粗末な小屋を建て生涯をそこで過ごしました。

 昭和43年に死ぬまで14年、ずっと3畳暮らし… きっびしいセルフ幽閉。
 昭和人、いや明治に生まれた明治人の「責任の取り方」から学ぶところがある。
 辻政信みたいなみっともない人もいますが、、、

 「歴史を学ぶ」というのは、今村均の魂を美しいと思い、辻政信の生き方を醜いと思うことではないか。そういう羞悪の感覚、美醜の感覚を磨くことではないか。

■ 「先義後利」は、荀子の「義を先にし利を後にする者は栄える」が一つの語源。

 孟子も「何ぞ必ずしも利を曰はん、亦仁義あるのみ」もある。

■ 明治天皇は九万首あまり
  与謝野晶子は五万首を読んだ。

 量が質を担保する。

 
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