先日読んだヒヤリハットの本で,コンプライアンス違反の「原因」として:
1 故意(リスクテイキング)には不正のトライアングル(機会,動機,正当化)
2 過失(ヒューマンエラー)はスイスチーズモデル
って書いてあった。ここから「対策」を考える。
そうすると,結局,故意も過失も,有効なのは,four eyes principle (4つの目,つまり複数人でチェックしましょう)ってことに落ち着く。
1 故意の場合は,不正のトライアングルにおける「機会」の防止。故意の不正の機会を与えない。そのためには複数人でダブルチェック。
2 過失の場合も,スイスチーズを過失のミスが貫かないように,ダブルチェック。まさにfour eyes.
なんだ~ 世の中の不正とかコンプライアンス違反とか,結局はすべて four eyesの原則を徹底することですべて防止できるんですね~
※ この原則,日本語でググっても,日銀と私くらいしかヒットしない。かなり浸透度が低い。
家庭でも,どこでも,身近にfour eyes principleを仕組み化することをおすすめしまっす!