川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

鈴木エイト氏の誇張

2024年09月28日 | メディア/SNS
鈴木エイト氏が、「石破茂さんと共著を出したことがある」と自慢げにTweetしていた。

その本を読むと、「家庭連合信者は24時間、献身的に選挙協力してくれる」とある。

24時間、、、 あり得ませんって。寝ないと死にます。

こういう誇張表現が、安倍さんの事件後2年、ずっと続いています。

ーーーーーー




また、エイト氏はマインド・コントロール論者。

「自分や家族の生活に影響を及ぼす献金は、マインド・コントロールの結果であることが多い」だと。

これも不正確。

「影響を及ぼす」って?

収入の10分の1を献金するだけでも、結構な「影響を及ぼ」します。

例えば、毎月外食していたのが、2か月に1回になるとか。

子どもや自分(稼ぎ手)の小遣いが減るとか。

車の洗車をするときに、タイヤ洗車のオプションをつけられないとか。

プレモルとかエビスビールではなく、発泡酒になるとか。あ、家庭連合さんはお酒飲まないか。

外車乗りたいけど国産車とか。

タクシー乗りたいけど電車移動とか。

グリーン車乗りたいけど普通車で我慢とか。

収入のうち1割でも献金するってことは、それなりに家庭生活に「影響」を及ぼす。

ですから、エイト理論を敷衍すると、「献金はみんなマインド・コントロールの結果」ってことになりかねない。

言葉を正確に使おう。

言葉を正確に使う、定義をしっかりする。

それが議論と会話の解像度を上げるということ。









コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 紀藤正樹弁護士の品位 | トップ | 宗教は人間の本質 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

メディア/SNS」カテゴリの最新記事