太宰治は自己を責める『神』
は発見したが,
自己を許す『神』は発見しなかったのだ。
福田恆存
____________
リンク貼れませんが、<小説『人間失格』における宗教心理の一考察
熊田一雄>ってインターネット上にある論文から。
さすが福田恆存、言い得て妙。
神には二種類ある。
男性的な、「裁く」神と、
女性的な、「赦す」神。
ま、この文脈ではあまり男性・女性という必要がなさそうですが。いちおうそういう解説も為されている。
この辺は西田幾多郎がよく論じていた?
裁く神と赦す神は、適宜、うまく使い分ければいいんですかねえ。