鈴木エイト氏とか紀藤正樹氏が、家庭連合側から訴えられて、それをスラップ/SLAPPと言っている。
しかし。
SLAPPってのは、資力に余裕がある大企業が、消費者を「脅す」ための訴訟。力関係が上の者が行う訴訟がSLAPP訴訟。
家庭連合と、鈴木エイト・紀藤正樹氏の場合は、メディアが後者に一方的に加担しているから、家庭連合が立場が「上」とはいえない。
しかも、先日に鈴木エイト氏が提訴されたプライバシー侵害訴訟は、家庭連合信者の信仰を鈴木エイト氏が非必要に晒した事案。いろんな意味で本来のSLAPPとはほど遠い。
しかし。
それでも鈴木エイト氏や紀藤正樹氏はこれらをSLAPPと言い続ける。
この、「言葉を適切に使わない」のは、戦前と同じ。
戦前の日本がなんで負ける戦争を行ったのか。
それは、「言葉を奪った」から。鬼畜米英!とか、八紘一宇!とかの「言葉」に押し消されて、本来の論理を操る「言葉」が奪われた。
鬼畜米英とか八紘一宇とか進め一億火の玉だとか天皇陛下万歳とか声高に言わぬ者は、「非国民」扱いされた。
と、『空気の研究』で有名な山本七平が研究した。
「空気」に押されて言葉が奪われる。論理が失われる。
それが日本の敗戦をもたらした。
令和日本も変わらない。
「SLAPPだ」と言い張る鈴木エイト・紀藤正樹氏に対して、だれも「それってスラップじゃないよね」って異議を唱えない。
異議を唱えると、「お前も統一教会シンパか」「壺か」と言われるのを恐れて。
これは、戦前・戦中の、「非国民」と言われるのを恐れて声を出さなかったほとんどの日本人と同じ。
言葉が奪われたから、国が滅びた。
令和の今も、言葉が奪われている。論理が失われている。
要するに、鈴木エイト氏と紀藤正樹氏がやっているのは、言葉ではない、「暴力」なんですよね。
多数派を傘に着た、「暴力」。
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こういう、戦前と変わらない、同調圧力の強い日本を変えたくて、私は8年くらい前から派手なシャツと白スーツを着て、独り「同調圧力を弱くしよう」と活動してきました。
私の戦いはまだまだ続きそうです。ってか、死ぬまで戦い続けます。