聖書の中で、最も「カルト的」と批判されるのは、、
マルコ10:29
わたしのため、福音のため、家や兄弟や、姉妹や、母や父や子供や、畑を捨てた者は、だれでも皆、今この時に迫害と共に、家、兄弟、姉妹、母、子、および畑を100倍にして受けない者はなく、また来たるべき時代には永遠の生命を相続するであろう
あたりですかね。要するに:
- 家族を捨てろ、財産を捨てろ、
- そうすれば100倍になって返って来るし、
- 永遠の命を得られるよ
って言っている。
ただ、この福音書の記載をもってキリスト教を「カルト」と批判する人はほとんどいない。
論語に「女子と小人は養いがたし」と書いているからと言って、論語を男尊女卑だと批判する人が少ないのと同じ。
2000年前のだれかが言った(とされる)ことを、額面通り受け取っても。
古典は、つまみ食いすればいい。
そんな軽い気持ちで私は考えています。
(以上のマルコの一節あたりは、以下の本でも少し指摘されてました)