川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

オンライン給湯室(Room 910)/ほしいか/無用の用/シン・オフィス

2022年10月20日 | リーダーシップ・コミュニケーション
クライアントさんが、オンラインでも「雑談」をする仕組みとして、給湯室(910)ってのを作っている。

Zoomダダ開き。ただ開いているだけ。参加してもしなくてもいい。カメラはオン。話してもいいし、話さなくてもいい。本当の給湯室のように。

インテグリティ研究会でも、この給湯室を試してます。

____________

ハピネスプラネット(日立の関連会社)矢野和男さんが、「ほ・し・い・か」で会社は滅びるとおっしゃっている。

ほ 報告
し 質問
い 依頼
か 回答

要するに、仕事のビジネスライクな会話です。みなさんの一日の職場の会話の9割はこれのはず。

しかし、これだけじゃだめ。バッファーがないと。ゆとりがないと。雑談がないと。「雑談」と「相談」を組み合わせて「ザッソウ」という言葉を作った方もいます。


 
給湯室でザッソウを。

これができる会社は、強い。いいコミュニケーションができています。樋口晴彦さん(コンプライアンスの総帥みたいな警察関係者)も、「無用の用」がないと会社はだめだとおっしゃっています。

「無用の用」って、社内旅行、運動会、飲み会…みたいな、一見無駄のようにみえるけど、実は大事なものです。

コミュニケーションは投資。
コミュニケーションはコストではない。

こう考える会社は「無用の用」に理解がある会社です。

____________

イギリスのヴァージン・グループ総帥のリチャード・ブランソンは、成功の秘訣を問われて

コミュニケーション、
コミュニケーション、
コミュニケーション!

といいました。その彼は

社員に投資せよ。
そうすれば顧客が投資してくれる

とも言っています。社員への投資… 要するに、社員との、そして社員間のコミュニケーションに投資しろ、ってことですね。

____________

コロナで、オフィスの定義が変わった。
コロナ後のシン・オフィスは、「仕事をする場所」ではない。
シン・オフィスは、「仲間とつながる場所」です。「共感する場所」です。

会社Companyの意味は、そもそも、「仲間」。
シン・オフィスでは、雑談をしてチーム感を育む。共感してつながる。

さ、今日も、仲間とつながるために、オフィスに行きましょう。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジョハリの窓 自分が窓を開... | トップ | Carpe Diem 今を生きる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

リーダーシップ・コミュニケーション」カテゴリの最新記事