最近読んだ何かの本で、「円の一部になれ」ってフレーズがあった。
自分で完成できる円なんかチッチャい。自分一人で完成できない円を描き、その一部になれ。
みたいな。
何の本か忘れたので、このブログ検索してみると…
昨年2023年に参考になる言葉をポストしていた。 こちら
~~~以下引用~~~
大きなビジョンを描きなさい。たとえ自分が生きている間に実現できなくとも、円の一部にしかなれなくても、後に続く者たちがいつかその円を完成してくれる。
~~~引用終わり~~~
日野原重明さんの言葉。いいですね。
これはまさに「野心」と「志」の違いを言い当てたものでしょう。
- 自分で完成・達成できる、利己的な小さな円が、野心。
- 自分では一生かかっても達成できない、利他的な大きな円が、志。
20代くらいまでは、稚気ある野心を持っていてもいい。
30代後半になったら、そんなチンケな野心を捨て、志を高く持ちましょう。
いつも貴重な言葉の紹介、ありがとうございます。
統一運動の理念と通じるものがあります。
私がそのことに気がついたのが、1992年の世界宗教人会議でした。
世界の宗教指導者に対話の場を提供しながらも、
統一教会自身もまた、一宗教の立場でした。
世界中の宗教を兄弟姉妹と見立てて、自身もその一員として、
共に共通の神様を探そうとする考え方です。
これは、イエス様のいう兄弟愛の実践であり、
統一原理で説く、アベルカインの実践そのものです。
ただ、少し先をいくのがアベル(お兄さんの役割)というだけです。
ですが教会内部でも、最後は全宗教が統一教会につながるとか、
統一教会が政権をとれば天国ができると考える人もいました。
多田文明とか、そういう勘違いした元信者が
あたかも教義を理解しているかのようにメディアで語っている状況です。
教会員がもっと広く社会を学んでいれば、
もっと誤解の少ない形で平和運動をできたのではと悔しくなります。