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川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

ベンジャミン・フランクリンの性欲処理

2025年03月17日 | 男と女
ベンジャミン・フランクリンはアメリカの父。最高額紙幣の100ドル紙幣の顔。

その自伝『フランクリン自伝』は、世界の自伝で最も売れた自伝では。

 
勤勉、倹約などの13の徳目を、リストにして、毎日埋めていくみたいな、道徳修練法。

先日も、たしか日経の書評(賢人の読書)みたいな欄で紹介されていた。

なかでも、性欲処理が印象に残っている。

成功は、子作りか、健康のためだけにするべし。


この「健康のため」ってのが曲者。

健康のためなら性欲を発散していいのか。

性欲が嵩じすぎてなんだか不健康だなと思ったら、性欲を発散していいのか。

このフランクリンの「健康のため」を拡大解釈して、好き放題に性欲を発散する人は、、、いないか。

禁欲の代名詞のようなフランクリン。マックス・ウェーバー『プロテスタントの倫理と資本主義精神』でもフランクリンは禁欲の代名詞として登場する。


 
禁欲の代名詞のフランクリンも、「健康のため」の性欲処理を認めた。

そう拡大解釈して、私も誘惑に負けたことがあったことを告白する。

日暮れて道遠し。
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GMO熊谷正寿さんも『致知』愛読者

2025年03月17日 | 人物
『到知』 2025年4月号

GBO熊谷さんの言葉:

■ 1999年8月27日、36歳の時、日本のIT企業として初めて上場させていただき、その時はスペースがないから1つのデスクに2人で座っていました(笑)。

 …今の大企業も、上場時、1のデスクに2人、、

■ 私は30歳前後の頃にD・カーネギーの『道は開ける』を読んで大変刺激を受けたのですが、そこに書かれていることの本質は自責と他責でした。

 …『道は開ける』は私も読みましたが、そこから「自責と他責」とは受け取らなかった、、、
 いろんな受け取り方があるんですね、熊谷さんは以後は自責マニアになったようです!

■ 私は

 「努力なくして運は掴めず
 感謝なくして運は続かず」

といつも言っています。

 …運云々はともかく、感謝は大事ですね。
 
 本ブログの読者様にはいつも感謝しております!
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神が身近になった

2025年03月17日 | 宗教
【執筆原稿から抜粋】

神が身近になった

この「世界の非宗教化」によって、人間と神との距離感は、時代とともに縮まってきたと言えます。

神学的には、

  1. 古代:真理(神)を恐れる
  2. 中世:真理(神)を理解する
  3. 近代:真理(神)と出会う(encounter)

という流れを辿っています。

かつては恐れの対象だった神(真理)が、理解して手の届く距離に来て、今は我々個々人の心の中で出会う、気づく、抱くものになっています。

アメリカの宗教家エマソンが

Nothing is at last sacred but the integrity of your own mind
 (心の中のインテグリティだけが神聖だ)

と言ったり、ガンディが

 サティヤーグラハ
(真理の握持)

と言ったりしたのも、数千年単位の「神との距離的な近づき」の流れで理解できます。

世界が非宗教化しているのは、宗教という箱・教義・システムを利用しなくても、我々の心の中で解決すればいいじゃないか、ということなのかもしれません。
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鈴木エイト氏は暗殺犯を「社会を変えた英雄」と持ち上げた

2025年03月17日 | 社会・時事など
鈴木エイト氏は暗殺犯を「社会を変えた英雄」と持ち上げた。

「今後我々は、山上徹也という人物をどう捉えていけばよいのだろう。

 只の凡庸な殺人者なのか、それとも圧倒的な”絶望”に直面する中で身を挺して統一教会という組織の悪質さや政界との関係を世間に知らしめ、社会を変えた英雄、『社会変革者』なのか」

 『自民党の統一教会汚染2 山上徹也からの伝言』p.173
 小学館、2023年5月刊

この「殺人者なのか、社会を変えた英雄なのか」という問題提起は、鈴木エイト氏の主張や文脈からすると、要するに「社会を変えた英雄なのかもよ」という「持ち上げ」。

テロリストを「英雄なのでは」と問題提起すること自体が、「持ち上げ」。

だから、鈴木エイト氏は、安倍暗殺の殺人犯を「社会を変えた英雄」と持ち上げたと言っても過言ではあるまい。

この項のタイトルが

 「社会変革者」という見方

ですし。

エイト氏は、暗殺犯が「社会を変えた英雄」であり、「社会変革者」であるという「見方」を提示している。

そんな「見方」を提示すること自体、とても異常だと思う。

この本の刊行からほぼ2年。世間の受け止め方はだいぶ変わってきたはずだ。

____________

1970年代の、イデオロギー戦争とテロ乱発する時代のことはよく知りませんが、この50年、テロリストを「社会を変えた英雄」と公然と持ち上げたのは、鈴木エイト氏一人ではなかろうか。

こういう危険な発言をする人を、メディアは使い続けていいのでしょうか。


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鈴木エイトの攻撃化

2025年03月17日 | 人物
2025年3月、立花事件を機に、鈴木エイト氏のテロ擁護・陰謀論が改めて攻撃され、自著に批判が殺到していることから、鈴木エイト氏が我を失ったように攻撃化して先鋭化している。

 後記:Xで「絶対に赦さない」とか「告訴するぞ」的に。

これは記録にとどめておこう。
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