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川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

小林秀雄の文章

2025年07月15日 | 人物
女は俺の成熟する場所だつた。

書物に傍点をほどこしてはこの世を理解して行かうとした俺の小癪な夢を一挙に破つてくれた。

小林秀雄

ーーーーーー

小気味よい。潔い。正直だ。

私もこういう文章を描けるようになりたい。




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開沼博さん

2025年07月15日 | 人物
開沼博さんって准教授 こちら が、とってもパワフルだと聴いた。主に福島関連で。

いずれ有名になるかも。

備忘のため。
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人に嗤われても、人を嗤う人間になるな。

2025年07月14日 | 人物
人に嗤われても、人を嗤う人間になるな。

漱石の弟子、森田草平の言葉。

漱石もこういう人格だったらしい。

人に嗤われても、人を嗤わない。

この「人を嗤わない」ということについて、桶谷秀昭は何も解説していない。


 
この言葉に接したとき、「胸が熱くなるような感動」に襲われたと言いつつ、「人の生き方を変えるようないい言葉」「こころざしとして高い」くらいしか言っていない。

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不機嫌な日が一日もない

2025年07月09日 | 人物
渡部昇一は、死ぬ間際に、

 俺は不機嫌な日が一日もなかった

と家族に告げた。

40歳のころから80歳くらいまで、40年間くらい、常に、戦う言論をしていた。正論を張って。

すごいストレスだったろう。悔しいことも、虚しいことも、情けないことも、腹立つこともあっただろう。

それでも、「不機嫌な日が一日もなかった」。

私もこう言って死にたい。

 
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李卓吾

2025年07月06日 | 人物
李卓吾。明代の儒者。陽明学左派。

陽明学で心即理つまり「心」=良知を重視した。

それを突き詰めてエキセントリックにして、「童心」が大事だと言った。
朱子学では「勉強して聖人になれ」と説くが、童心をさらにピュアにすればいい、という李卓吾の考えは危険思想とされた。

李卓吾は76歳で獄中で死んだ。
老齢になって獄中で死んだけれども、何百年経っても顕彰する人がいる。

日本では吉田松陰が惚れ、三宅雪嶺や内藤湖南にも「劇薬」と評価された。

30年前に安岡正篤の本を読んでいるときにしばしば出てきた。
今、安冨歩さんの本を読んでいたら久しぶりに出会った。

 
だから何だというわけではありませんが、懐かしいので備忘のため。
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神様に向けて書け

2025年07月06日 | 人物
渡部昇一の本を読み返している。西尾幹二との対談本があった。

西尾幹二は立派な人だった。

気骨ある人だった。

昨年亡くなった。彼のブログに良いこと書いてあったので転記 こちら

~~~以下引用~~~

西尾(幹二)さんは酔っ払いながら

「みんなは論文を主任教授に向けて書いている。だが、本当は神様に向けて書かなければならないんだよ」

と言ったそうです。中島(義道、哲学者)氏は「そうだ、そうだ」と同感したとのこと。

 私の場合は「ああ、そうなんだ、みんな主任教授に向けて論文を書いているんだ」と驚きましたけどね。主任教授のために論文を書いたことがなかったから、「へえ」と改めて思ったのです。

 中島氏はさらに、西尾さんから

「人を傷つけたくなかったら書くのをやめなさい。人を傷つけても書かなければならない時に、血を流して、返り血を浴びても書きなさい」

と言われたという。

~~~引用終わり~~~

西尾さんには、神の感覚、天の感覚があったようですね。

彼の以下の本は強烈な印象を残している。再読しよう。


 
西尾さんが『うるさい日本の私』の中島義道さんと交流があったのも知らなかった。


 
私も日本の「うるささ」に嫌気が差しているので、中島さんの一連の著作は読んでいます。

 
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渡部昇一の知の源泉

2025年07月05日 | 人物
渡部昇一に改めてハマって、彼の本を読み返している。

改めて、博識だな、知識力すごいな、これって要するに彼が誇る記憶力だな、、、と。

彼は70歳以降も、タクシーの中でラテン語を覚えたりして、老齢になっても記憶力を鍛えることを厭わなかった。

これって、体力と気力の問題でもある。老齢になっても鍛えるというのは、すっごい謙虚さと、気力と、体力と、向上心。

____________

偏差値なんて、学歴なんて、要するに記憶力だけだ、って思っている。

人間の能力にはいくつもある。文章力、美術鑑賞力、優しさ、ゴミを拾う力、公徳心、、、 無数にある。

その無数の能力の中の、わずか一つの記憶力。それが偏差値とか学歴に反映している。

というように、偏差値とか学歴を軽視するというか、過度に重視しないようにしてきましたが、、、

渡部昇一の「知の迫力」を前にすると、記憶力も、バカにならないな、、、

彼に人を倍する記憶力なかりせば、彼の知は存在せず、彼の400くらいの書籍も存在せず、、、 

日本の昭和平成の論壇も、変わっていた。

一人の人間の一つの記憶力が、昭和平成の論壇を牽引していた。

といえるくらい、彼の記憶力は、突出している。

以下は今読んでいる本。

 
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北公次の遺書「ジャニーさんありがとう」

2025年07月05日 | 人物
ジャニーから性加害を受け、『光GENJIへ』で告発して、この本は35万部も売れたけど、実質的にはほぼ無視された、トップアイドルの北公次。

シャブ漬けになっちゃったのも、ジャニーさん性加害の二次被害だろう。

その北公次が死ぬ前日の遺書に

 ジャニーさん ありがとう

の文字。


私ならどう書くのかな、、、 人間の 赦し の力なんだろうか。


 
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谷沢永一と渡部昇一

2025年07月05日 | 人物
この2人は25年くらい前、よく共著を出していた。2人の共著だけで10−15冊くらいあるのでは。





この本が出てから25年、谷沢さんと渡部さんは後者に軍配が上がったのでは。

書いていることも、25年後の今、刺さるのは渡部さんの方が多い。

かつては谷沢さんにもお世話になりました。彼の本もほとんど読んでいた。

でも死後に燦然と輝きを増す渡部昇一の大きさを噛み締めています。
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黒川センセ、、、

2025年07月03日 | 人物
黒川伊保子先生。

ファンです。著書みんな読んでます。トリセツシリーズ、勉強になってます。そして、お美しいです。

でも、65歳にしては、肌を出しすぎだと思います。

 
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書いたものだけが実力である

2025年07月02日 | 人物
たくさん本を読んでも、書かなきゃだめ。

書いたものだけが、残る。


私もいろいろしっかり書き残しておきたい。
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障害のあるプロスポーツ選手

2025年07月01日 | 人物
「フジヤマのトビウオ」古橋廣之進は、軍事教練みたいなもので、左手中指を第一関節から失った。だから水を搔いても85%くらい水が漏れていた。

堀内恒夫も右指が短かった。それがカーブに効いた。

最多安打の張本勲も手に障害があった。

300勝の鈴木啓示も、もともとは右投げでした。

すごい業績を残したスポーツ選手で、障害を克服した人は結構いる。

五体満足の私はもっと頑張らないと!

 
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渡部昇一の楽天性

2025年07月01日 | 人物
渡部昇一の弟子たちが、師匠を振り返った本。


できない理由を考えるな。
そうすると、いつか天からロープが降りてくる




渡部昇一はこのようにいつも楽天的であった。
信仰するカトリックの影響もあっただろう。

司馬遼太郎と同様、該博な知識だけではなく、その人格も讃えられる渡部昇一。

学問というものには人格が反映される。
彼や司馬のN=2だけですが、そう一般化したくなる。

弟子が師匠を振り返るこの本を読んでも、いかに渡部昇一の人格が優れていたかが分かる。

人としてかくありたし。





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八原博通 陸軍大佐 ー沖縄戦の持久戦立案者

2025年06月22日 | 人物
八原博通って陸軍大佐のこと、恥ずかしながら初めて知った、、、

沖縄戦の持久戦立案者。米軍からも尊敬された。


バックナー中将を戦死させている(これは太平洋戦争随一の大殊勲)とか、帰京車中のWEDGEで知りました。

戦後も立派な生き方をしたようです。

私が尊敬する島田叡県知事とか、「沖縄県民斯ク戦ヘリ」の大田中将とか、沖縄戦には立派な人がいる。

極限状態になれば、人間の品性が、鮮やかに浮かび上がるのでしょう。

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柴五郎邸と小佐野賢治邸はすぐそば

2025年06月21日 | 人物
柴五郎邸と小佐野賢治邸はすぐそば。

代表的な明治人であり、藤原正彦選の「代表的日本人」の一人でもある柴五郎。

 
彼のインテグリティが日英同盟を導いた。「カーネル(コロネル)・シバ」はノギやトーゴーより前に世界語だった。

私の自宅から遠くない世田谷区上野毛に5000坪の邸宅を持っていた。


その場所はいまいち特定できないけど、小佐野賢治の豪邸があるところの近く。


代表的明治人と、代表的昭和人が、近所、、、

同時代に住んでいないかもですが、、、
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