渡部昇一に改めてハマって、彼の本を読み返している。
改めて、博識だな、知識力すごいな、これって要するに彼が誇る記憶力だな、、、と。
彼は70歳以降も、タクシーの中でラテン語を覚えたりして、老齢になっても記憶力を鍛えることを厭わなかった。
これって、体力と気力の問題でもある。老齢になっても鍛えるというのは、すっごい謙虚さと、気力と、体力と、向上心。
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偏差値なんて、学歴なんて、要するに記憶力だけだ、って思っている。
人間の能力にはいくつもある。文章力、美術鑑賞力、優しさ、ゴミを拾う力、公徳心、、、 無数にある。
その無数の能力の中の、わずか一つの記憶力。それが偏差値とか学歴に反映している。
というように、偏差値とか学歴を軽視するというか、過度に重視しないようにしてきましたが、、、
渡部昇一の「知の迫力」を前にすると、記憶力も、バカにならないな、、、
彼に人を倍する記憶力なかりせば、彼の知は存在せず、彼の400くらいの書籍も存在せず、、、
日本の昭和平成の論壇も、変わっていた。
一人の人間の一つの記憶力が、昭和平成の論壇を牽引していた。
といえるくらい、彼の記憶力は、突出している。
以下は今読んでいる本。