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川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

執行草舟は新保祐司を読んでいない

2025年08月01日 | 人物
執行草舟さんの本の、索引を見ても、新保祐司が出てこない。

もし執行草舟さんが新保祐司を読んでいたら、必ず言及するはず。

執行草舟さんと新保祐司さんのために、惜しむ。

彼ら二人が対談でもしたら、令和の精神史に残るスパークな対談になるのに、、、
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二葉亭四迷の悔しさ

2025年08月01日 | 人物
二葉亭四迷は、悔しさを噛み締めた男だった。

その筆名は、自分を鼓舞する、自分を叱咤する「くたばってしめえ」から。

こんな文学じゃだめだ、もっといい文章を書け、なんで書けないんだバカ野郎。

そんな自己叱責を筆名にした。

自己宣伝、自己誇大、自己韜晦を筆名にした人は多かろうが、自己叱責を筆名にした人を私は他に知らない。

少年時代、松陰の留魂録を暗記するほど読み、純粋な武士に憧れた。

ロシアの脅威が烈しい時代、国益に資さんとロシア語を学び、ロシア文学を知った。

革命的な衝撃を受けた。

小説家を志した。言文一致の『浮雲』で歴史に名を遺したが、大成したとはいえない。

外交官を志したり、新聞記者をしたり、、、 いずれも中途半端で終わった。

46歳でロンドンで結核になり、帰国途上にベンガル湾で客死。ロンドンからベンガル湾まで1か月…

今のように飛行機でピュッと飛んで変えれば療養・治療して生き延びていたかもしれない。

その二葉亭の悔しさを受け取っている。

私以上に、桶谷秀昭が二葉亭四迷の悔しさを受け取っている。


 
自分を叱咤して鼓舞して否定し続け、松陰の純粋さを受け継ごうとした、二葉亭四迷。

何者にかなろうとして、何者にもなれなかった、二葉亭四迷。

その悔しさを我が悔しさとしたい。

 ※ 以下に書いてあった、桶谷秀昭の二葉亭追悼は、名文。

 
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民主主義は万人のための貴族主義でなければならない

2025年07月29日 | 人物
民主主義は万人のための貴族主義でなければならない。

と、ドーソンが言った、と、西田幾多郎が興奮して語っていた。

これは粕谷一希の本の一節。

____________

ドーソンって誰?的な誠に言葉足らずですが、それが粕谷一希らしい。

粕谷一希は「半分しか書かない」のを信条、モットー、プライドとしていたのではなかろうか。

残り半分を読者の知性が想像するに任せる、みたいな書き方。

「全部書くのは野暮」という矜持があった。

「みなまで書くな」

そう粕谷一希は思っていたはずだ。


 
私の文章のスタイルも、ここ数年、「わかりやすさ」を志向してきましたが、ちょっと「上(知識そう)に合わせて書く」方向にシフトしようかな。

「上に合わせて書く」のは、たしか遠藤周作が言っていた。

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粕谷一希もいい

2025年07月29日 | 人物
粕谷一希の本は数冊した読んだことなかった。


 

 
10年とか20年前。

名編集者という雷名も知っていた。

でも、あんまり刺さってなかった。

____________

しかし。

今、私にビンビン刺さっている。

桶谷秀昭、新保祐司、執行草舟あたりの、保守本道的な系譜にある。

彼のコメント:

戦後民主主義や戦後教育は、人間の高貴さを教えてくれなかった

我々は潔く、美と崇高に生きなければならない

こういうコメントをするだけで、今の私には信頼ができる。


 
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笑顔が人を若くする

2025年07月27日 | 人物
昨日は経営730っていう交流会。

Appleに勤めていたとかで著書も多い有名人の前刀(さきとう)禎明さんにお会いした。

とても若く見えるのに67歳ということで、70人位の参加者一同が驚いていた。

その前刀さん、いつも笑顔だった。

N=1つまり一人だけの例ですが、笑顔が人を若くするのかと思った。

笑顔が人を若く「見せる」だけではなく、笑顔が人を若く「する」部分もありそうだ。

精神の部分などで。

私ももっと笑顔を増やそうと思った。
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上から目線は飽きられる

2025年07月26日 | 人物
上から振らない雨はない。
上から目線ではないエイト発言もない。

批評とは上から目線のご託宣ではなく、新たな視点を問題提起するもの。

適度な知的指摘を与えつつ、読み手との対話姿勢を崩さないのが批評の妙。
対話姿勢には1%の自責と自虐が必要。

読み手のプライドに配慮しない上から目線ばかりだと、いずれ飽きられる。

自戒を込めて。

____________

鈴木エイト氏は上から目線の「いじる」ことしかしてこなかったので、上記のような本来の「批評」をすることはできていない。

これから彼が成長することを期待します。私も他山の石として学ばせていただいています。
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大将は今も生きている

2025年07月25日 | 人物
ラバウルの仁将・今村均は、部下から神のように慕われた。

死んだ時も、「大将はまだ生きていらっしゃる」と言う部下がいた。

今村は、若い頃は短気だったが、聖書と歎異抄を座右の書として、修養を続け、人格を磨いた。

自分に欠点があることを強く自覚していた。

軍人に、しかも陸軍に、こういう仁将がいたことが、日本の救いであり、誇りでもある。




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山尾しおり さんの顔

2025年07月24日 | 人物
新保祐司に影響されて、山尾しおりさんの顔について。

大学同期。同い年。

今回の選挙の看板の彼女、顔がちょっとむくんでいて、「おばちゃん」って感じが出ていた、、、


そう。

これは同い年の私も「おじちゃん」的な顔になっていることを意味する。

日暮れて道遠し。

いつまでも若々しい気分になっていてはいけない。山尾さんからはいい勉強をさせていただきました。
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人間の顔

2025年07月24日 | 人物
新保祐司にハマっている。こんなに私の感覚と似た先達がいたとは。

そして今まで彼にハマらなかった不明を恥じている。

その新保祐司は人を顔で判断する。

葉隠を書いた(口述筆記した)山本常朝の顔(肖像画なんだけど)がダメだ、とか。

私が学んでいる高名なコンプライアンスの総帥みたいな方も、

60歳過ぎたら人間は顔で分かる

といい、石破首相をこき下ろしていた。

At forty, one has the face he deserves.

孟子も言った

その言を聽き、その眸子を觀れば、人焉んぞ庾さんや

顔を見れば分かる。

福田恆存も、ゴルバチョフ活躍時に、「あいつの顔はいい、信頼できる」と言っていたらしい。


 
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スタコラさっちゃん

2025年07月24日 | 人物
太宰治と自死した山崎富栄は、太宰に何か言われるとスタコラ駆けつけたから、スタコラさっちゃんと呼ばれて太宰に重宝されたんですね。



取り急ぎ備忘のため。
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新保祐司さんにハマっている

2025年07月22日 | 人物
新保祐司さんにハマっている。

内村鑑三とか中島敦とか福田恆存とかを評価するところが、私と気が合う。

ラクとトクに流れる平成・令和の惰弱した日本人に喝(活)を入れる感じの方。

正論大賞を撮っているのもうなづける。

彼の、2017年の内村鑑三の以下の本、私は読んでいるはずですが、蔵書から見当たらず、、、
 
 
ブログでも感想を書いていない、、、

7年前の私には新保祐司が刺さらなかったのかもしれない。蔵書から探せなかれば、再度買って読み直します!

____________

以下は、新保祐司が内村鑑三の本を書いた理由:

 結局,「塩」ですね。地の塩という言い方がありますが,(中略)今の日本の文化は,砂糖的な文化ばかりです。

 もちろん砂糖もあってもいいのですが,この地上が腐らないためには塩が要る。
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山岡鉄舟は坐禅を組んで死んだ

2025年07月19日 | 人物
山岡鉄舟は、明治21(1888)年、つまり137年前の今日7月19日、坐禅を組んで死んだ。


門弟が泣きながら描いた坐脱の相。

坐禅を組みながら死ぬ、、、 さすが鉄舟。
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今日は山岡鉄舟の命日。

2025年07月19日 | 人物
今日は禅と剣と書の達人、山岡鉄舟の命日。

今の私と同じ年齢くらいで死んだ。

坐禅を組んだままで死んだ。

鉄舟関連の本は無数にあるから「全部読んだ」とは言えませんが、今まで5-10冊近くは読んできた。

 
 

眼、光輝を放つに非ざれば大丈夫に非ず。

いい眼であり続けたい。
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保田與重郎

2025年07月18日 | 人物
20年ブログを書いてきておそらく初めてこの名を書く。保田與重郎。

 ※検索したら3度目でした、執行草舟さんの『誠に生く』で保田與重郎の 「偉大なる敗北とは、理想が俗世間に敗れることである」を引用していました

50年行きてきて初めて(意識的に)出会った、保田與重郎。

戦前戦後を通じて、便乗せず、媚びずに独り言論活動を続けた。

三島由紀夫に高く評価された。

桶谷秀昭や福田和也が高評価している。

この夏休みは保田與重郎にハマりそう、、、 全集が30−40巻ある、欲しい、、

____________

って思って保田與重郎をいろいろ検索していたら、新保祐司さんにもハマった。彼の内村鑑三論は読んだことある。

この夏は保田與重郎と新保祐司(と、富岡幸一郎?)あたりを渉猟します。
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桶谷秀昭の稀有なところ

2025年07月18日 | 人物
桶谷秀昭さんの本をいくつか読んでいる。

稀有だ。

なにが稀有かというと、個人の中に、歴史・時代精神を読んでいる。

漱石が、芥川が、太宰が、三島が、、、 小林が、、、 川端が、、、賢治が、、、って「個人」にスポットライトを当てるだけではない。個人が強い主語にならない。

時代が賢治をしてこう語らせた。
時代が鉄幹を、、、
時代が透谷を、、
時代が●●を、、

のように、「時代」が主語になる。

膨大な読書をしていないとできない芸当。


 
「時代精神」を、歴史的、俯瞰的な、冷徹な、超然とした、透徹した目で、読み取る。感じ取る。受け取る。

これが桶谷秀昭の最骨頂。

100年~300年のスパンで文芸と時代を見つめている。

この芸当を、日本文学だけではなく、世界文学でもやってくれればよかった。

桶谷秀昭に代わり、こういう「世界文学から時代精神を読み取る」ことができる文芸評論家っているのだろうか。

世界を探してもいないのかもしれない。
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