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川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

巧言令色と剛毅木訥の違い -ビジネスの現場において

2024年06月08日 | リーダーシップ・コミュニケーション
巧言令色、少し仁。
剛毅木訥、仁に近し。

論語で最も有名なフレーズの一つ。

現代日本で「コミュニケーション能力が高い」と思われている人の多くが、実は「巧言令色」野郎にすぎないことがある、という警鐘はかつてこのブログで書きました。

最近、いろんな人を見てきて、こう区別できるかなと。

巧言令色:バリューのないことも言う
剛毅木訥:バリューのあることしか言わない

ビジネスの現場では、一瞬一瞬が勝負。一言でも「バリューのないこと」を喋ったら、その瞬間から、足元を見られる。バカにされる。一生、舐められる。

だから、実は、ビジネスにおいては、巧言令色タイプ(コミュ力高いタイプ)は不利だったりする。

「一言たりとも、バリューのないことは言わない」剛毅木訥タイプが、信頼される。

____________

なお、この「バリューのある/なし」の基準は、決して、家庭に持ち帰ってはならない、、、

家庭では、バリューのないことばかりを言って、楽しんで、共感していればいいのです!

できるビジネスマンで、家庭も円満な人というのは、おそらく、このビジネスと家庭の「スイッチ(ギア)の切り替え」がうまくできているんだろうと思う。

私もまだできないことがあります。特に家庭で。修行中です!
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最大の無責任とは

2024年06月04日 | リーダーシップ・コミュニケーション
「最大の無責任とは能力を超えた課題に責任を持とうとすること。」

ドラッカー

 

後輩が、責任感を感じるあまり、「できません/分かりません」と言えずに、仕事を遅らせて迷惑をかける(=やるやる詐欺)のを、嗜めることがあります。

「できないことをできないというのも、もっと大事な責任感だよ」と。

ただ、私自身も、しばしば(今も)、その「やるやる詐欺」に陥っていることがあります、、、

____________

こんなことをグローバル・ガバナンス・コンプライアンス研究会の仲間と話しました。
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なぜ言葉が伝わらないか

2024年05月30日 | リーダーシップ・コミュニケーション
なぜ言葉が伝わらないか。
人間としての魅力がないから。

え。。。

すっごい斜め上から来ましたね。



鈴木祐さんの本はほとんど読む。

この本も楽しみ〜

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聞き手が持っているツールしか使えない

2024年05月29日 | リーダーシップ・コミュニケーション
弁護士の国廣正先生が、法律雑誌で、TEDの本を勧めている。

お勧めの箇所を抜粋:

「優れたトークは、話し手と聞き手が一緒にたどる旅だ」

「話し手は ツアーガイドと同じで、聞き手のいる場所からはじめなければならない」

「言葉の魔法は、話し手と聞き手が理解を共有できる範囲でしか効かない。それは、聞き手が持っているツールしか使えない、ということだ。

 あなたの言葉、あなたのコンセプト、あなたの思い込み、あなたの価値観からはじめると失敗する。逆に、聞き手のものから始めよう。

 共通の土台がなければ、彼らの頭にあなたのアイデアを植え付けることはできない」

____________

いいね。

聞き手の場所から、聞き手の持っているツールを使って、コミュニケーションしましょう!


 
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帰宅時「ただいま」とは言わない

2024年05月26日 | リーダーシップ・コミュニケーション
私は、自宅に帰宅しても、「ただいま」とは言わない。

「ワッハッハ」と言う。

こちらに4月にも書きましたが、改めて。

ーーーーーー

上機嫌は義務である。

「上機嫌義務教」の信徒である私は、この義務を実践するために私が行っていることは、帰宅時に「ただいま」という普通のことを言わぬこと。

どんなにテンション低く、疲れて、疲労困憊していても、自宅玄関の1メートル前からテンションを無理やり上げて、

 「わっはっは、ただいまぁー!」

と大声で「ただいま」を言う。

普通の「ただいま〜」とは言わない。

 「わっはっは、ただいまぁー!」

と言う。

痩せ我慢です。
 
無理して、痩せ我慢して、ハイテンションで帰宅する。自宅玄関の1メートル前で、家族のために、ハイテンションに切り替える。

ーーーーーー

鳥取の人権シンポジウムの後の、懇親会で、「家族のために気をつけていることはなんですか」と聞かれて、この「ただいまと言わない」を紹介しました。

みなさんも「ワッハッハ」を実践してみてください!

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人付き合いの要諦

2024年05月24日 | リーダーシップ・コミュニケーション
高井伸夫という高名な弁護士が、人付き合いの要諦を語っている。

人に会う前に、マインドセットを変える。意識を変える。ギアを上げる。テンションを上げる。

どんな人かな、とワクワクする。

それだけ。

それだけで、相手に与える印象は、だいぶ違ってくる。

これはその通りですね。

缶ビール一杯ぐらいグビっと飲んで、ハイテンションにしてから人に会うのがいいかもしれない!

事務所冷蔵庫に缶ビールを忍ばせておくかな! 




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信頼を得るとき失うとき

2024年05月22日 | リーダーシップ・コミュニケーション
人はいつ信頼を失うか。醜い言い訳をしたとき。
人はいつ信頼を得るか。潔くミスを認めたとき。

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英文の礼状

2024年05月18日 | リーダーシップ・コミュニケーション
メールで済ましてはいけないような厚情を受けたので、手書きの礼状を英語で書いた。

書き慣れないのでヘッタクソですが。次の機会にはもっと上手く書く。

____________

多忙のためか、この英文礼状を書くのにだいぶかかった、、、

御礼状は「スピードが勝負」と心得ていたのに、、、

次回からはすぐ書く!

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whataboutism

2024年05月18日 | リーダーシップ・コミュニケーション
whataboutism。ホワットアバウティズム。

「⚪︎⚪︎はどうなんだ⁈」と、匕首を突きつけるような話法。

wikipediaでも丁寧な解説がある。


詭弁の一種。

文脈を無視して、とにかく、自分の土俵に相手を引き込む。

自分への攻撃から逃げて、とにかく、相手を攻撃する。

冒頭画像の「ウィグル話法」ってのは、文脈を無視して、とにかく、「ウィグル問題について見解を求める」ことを指しています。

冷戦時代のソ連やトランプ大統領が使ったらしい。

品がない話法の一つ。

Twitter でよく使われてそうですね、、、


 
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成長とは

2024年05月12日 | リーダーシップ・コミュニケーション
成長とは?

成長とは、小さなことにも感謝できるようになること。

ーーーーーー

こう考えると、「成長していない大人」はいっぱいいるし、一方で、「成長している子ども」もたくさんいる。

成長した人間になりたし。




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自分を変革しないと

2024年05月11日 | リーダーシップ・コミュニケーション
自分を変革できない者は、社会を変革することはできない

詠み人知らず。

これを実践したのがガンディー。

インド社会を変えるべく、徹底的に、自らを変革した。自らを律して、自らを責めた。決して他責しなかった。

食欲も性欲も睡眠欲も、削ぎ落とそうとした。餓死しそうになった。自らの命を危険にさらした。

だから、彼がこれを言った、という証拠はないのに、

You must be the change that you wish to see in the world 
世界を変革したいと思うなら、まず自分を変革せよ

が、彼ガンディーの言葉として、人口に膾炙されるようになった。




My life is my message. 

この言葉が、ガンディほど似合う人を私は知らない。


ーーーーーー

実際、自分を変えようとせず、偉そうから、高みの見物から、大上段から、社会を変えようとしても、誰もついてきませんよね。

自分を懸命に律して、自分を懸命に変えようとしている、その真摯さと、熱心さと、本気度に、周りが感化されて、社会が変わっていく。

だからオスカー・ワイルドも言った。

時代を変えるのは、主義にあらずして人格である。

言論の信頼性は、人格によって担保される。

だから、匿名人の言論に信頼性はない。

信頼性がないとは言えなくとも、社会を変革する力を持たない。

そう、匿名人は社会を変革することはできない。

この辺が、橘玲さん(←匿名で一番頑張っている人)の限界だろうか。

彼の本は私はみんな読んでいる。頭は良くなるけど、心が揺さぶられることは少ない。

誰かがどこかで書いていた、

 感動しないと、行動は変わらない
 心が動かされないと、人は行動を変えない 

と。

なお、60年前くらいに隆盛を誇った共産主義(当時は世界の3分の1が共産主義国だった)が衰退した原因の一つに、「上層部・幹部の人格的破綻」があると言えるだろう。

なんだ、口では偉そうなことを言っていて、やっていることは人非人じゃあないか、的な。

この辺は『毛沢東の私生活』なんかも参考になろう。彼の放埒な下半身/性生活はともかく、「虎は歯を磨かない」とか豪語して、毛沢東は歯を磨かなかった。




冒頭の「社会変革/自己変革」の言葉は、田坂さんの以下の本から。




 ーーーーーー

 ※ ちなみにオスカー・ワイルドの上記「時代を動かす/変えるのは、主義にあらずして、、」の出典は探していますが、見当たりません。心当たりある方、ご連絡をいただけると嬉しいです!
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刑務所でも、受刑者を「さん」付け

2024年05月10日 | リーダーシップ・コミュニケーション
刑務所でも、受刑者を呼び捨てにするのではなく、「さん」付けするようになった。

いい流れ、だろう。先日の日経新聞。

10年20年後は、「え、昔は呼び捨てだったの⁉️」と驚かれる時代が来るに違いない。

刑務所でも「さん」付け。

いわんや会社でも「さん」付けはさらに当然視されるだろう。

そうやって、老若男女の、人格が尊重される時代。

ーーーーーー

私も、昨晩、長男中2と話すときに、「⚪︎⚪︎さん」と呼び、子供の人格を尊重して、話しました。

子供のマナーを嗜めるときも、「さん」付けと敬語を心がけるようにしている。

「⚪︎⚪︎! △△しなさい!」とかではなく、「⚪︎⚪︎さん、ちゃんと△△しませんか」「それは△△ですか」みたいに。

ちなみにSPY×FAMILY? かなんかのマンガで「エレガント」という言葉を子供達が気に入っているので、私の子育ては最近「エレガント」だけを使っている。

食卓のマナーも「立ち歩かないでエレガントに」的に。背筋が伸びていないと「エレガントに座ってください」。

言葉遣いが汚いときは「エレガントな言葉遣いをお願いします」と。

私も人のこと、子供に偉そうなことは言えない。エレガントな立ち居振る舞いをして、エレガントな言葉を用い、エレガントな人生を歩まねば。

皆様もエレガントな一日をお送りくださいませ!
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リーダーはしゃべるよりも聴け

2024年05月08日 | リーダーシップ・コミュニケーション
リーダーはしゃべるよりも聴かなきゃいけない。

アメリカの国務長官、CIA長官を務めたマイク・ポンペオ氏が言うから、説得力がある。

私もスタッフの言うことに、もっと耳を傾けよう、、、




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バングラデシュ(ベンガル語)の挨拶

2024年04月29日 | リーダーシップ・コミュニケーション
事務そばのローソンで、初めて、バングラデシュ人がレジに。

バングラデシュのベンガル語で、「こんにちは」「ありがとう」は何て言うの?を尋ねたら、、、

・ノモシュカール

 (こんにちは/ イスラム教徒以外へのあいさつ)

・ドンノバード

 (ありがとう)

ですって。今後、バングラデシュの彼がレジに立つときは、これを使おう!

いや、イスラム教に対する「こんにちは」は アッサラーム アライクム でいいのかな、、


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リーダーシップの旅は自己抑制から始まる

2024年04月21日 | リーダーシップ・コミュニケーション
リーダーシップの旅は自己抑制から始まる。

まず、Lead the self. 自己抑制。

次に、Lead the people. 人に影響を与える。

最後に、Lead the society. 社会にインパクトを与える。

まさに儒教で言う 修身斉家治国平天下 ですね。

偉そうに四の五の言う前に、まずは身を正せ。部屋とかデスクを綺麗にしろ。Make your bed しろ、ってことですね。





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