ワカシ釣に行きました

８月の釣は厚顔のビ中年の美肌に良くないかも？と思って、例年は休眠する磯のすーですが、「すーさん、ワカシが 釣れてんぞー！ 行くべぇか？」との釣友の誘いもあって、日焼止めクリーム(資生堂）を持参して２２日、沖に出ました(肝心のクリームは塗るのを忘れましたが)。
狙いはワカシ。地方によって呼び名は色々あるようですが、ワカシは出世魚ブリの
子供です。ブリに成長するまでに幾つか名前が変わり、ワカシの次が「イナダ」となります。 イナダのことを関西では「ハマチ」と呼ぶようです。刺身にも煮付けにも照焼にもなる高級魚と言えます。子供でも高級は高級でしょうか？
ワカシの釣り方は、「カッタクリ（ヒッタクリでもボッタクリでもありません）」と言いまして、太い道糸の先にコマセを入れるステンレス製のカゴ（鉄火面と言います）を付け、それにアミエビを詰め込んで、海中に下ろし、後はひたすら手でシャクリ上げるという単純極まりない釣り方です。画像をご参照下さい。

坂田山を見ながら

出船は６：００ジャスト。坂田山を見ながらの出船です。
月曜日だったので 同船客は少なめのままでした。

出船

潮は丁度 満潮でした。これから引き潮になります。
今日の乗合は僅か３名。定員は４５名なので大名釣です。船宿の採算は取れないと思いますが、来てくれたお客は大事にしてくれます。

出港

燈台を回り込むと港外です。風はありますがこの程度なら大丈夫でしょう。
天候も幸い曇天なので助かりました。余り快晴過ぎると暑くてダウンしますので。

港外に出ます。

コマセのアミエビもタップリ準備しました。

ポイントへ向けて

海は広いので 早くポイントを見つけた方が沢山釣れます。
もっとも腕の良し悪しもありますが。

コマセと仕掛1

船べりにコマセと仕掛けを準備します。

コマセと仕掛2

カッタクリの仕掛けを説明しますと、コマセはアミエビ、仕掛は天秤に鉄火面というステンレス製のカゴを付け、道糸は手釣なので５０号程度の太いテグスに５号の幹糸、５号ハリスに１１号のバケ針（バケ＝魚の皮）を２連付けたものを使います。 もし、大物が掛かると５号ハリスでは、一発で切れてしまいますが、最初から太いハリスを使うと釣果が落ちます。

沖の風景

釣の準備中です。乗り合わせたこの方は竿を使ったカッタクリのようです。
手釣りよりもこの方が身体は楽です。 当方、竿は車において来ました。

沖の風景 船も

だだっぴろい海です。波ばかり撮っていても代わり映えしませんので船を入れて撮りました。当方もポイントを探して移動中です。

潮位ブイは好ポイント

潮位ブイは海底から太い鎖でつながってますので、その鎖の周りは小魚が集まります。好ポイントになります。

潮位ブイ

潮位ブイ周辺を丹念に探ります。小魚が集まると獲物も集まります。

そろそろ準備を

潮位ブイの周辺は、良いポイントです。そろそろ準備をします。

ポイントを探索中

沖のポイントを探索中です。景色を見ながら期待が膨らみます。

高麗山の沖

この周辺が良いようです。花水川の河口から丹沢の綺麗な水が海に入り込みます。
山を大事にすることが、海の幸を増やすことになるということは今や常識になりました。