地引網の獲物

ご多忙の中、ブログを覗いて頂く方に少しでも興味を持って戴ける様に、獲物画像をトップに持って来ました。
今回参加した地引網の狙いはシラスです。白く見えているのは全部シラスです。
シラス以外の魚で高級魚（例えば、鯛や平目など）でないものは獲物の対象から外れますので、子供達に渡します。 サバ、コノシロ、ワカシ、カレイなども少しは獲れましたが、小学生以下のちびっ子さん達の「生物学習用」として提供しておりました。漁業資源は有限ですから大切にしないといけません。

地引網大会

立秋の今朝、地元の地引網大会に参加して来ました。
この漁法は素朴ですが、漁業資源を荒らすことはなく、沢山の方々と力を合わせてひたすら網を引っ張るという のどかな漁法と言えると思います。

なお、地引網関連画像は約７０枚アップしましたので、かなりお暇な方で無いとご覧になって頂けないだろうと思っております。

地引網のセッティング

網入れは、小さな船に５００ｍを越えるロープを付けた網を沖にセットするのですが、その作業は、たった二人で行います。

網入れ

波の合間を縫って小船を沖に向かって手漕ぎ櫓で漕ぎ出します。
もっとも小さい船外機は積んでますので、沖に出れば使います。

沖に向けて

小船で沖に向かいます。沖といってもせいぜい５００ｍ程度だと思います。

沖に向けて

大丈夫か？と思うほど小さいな船です。

沖に向けて

穏やかな波でしたが、その波間に隠れてしまいそうでした。

網入れ終了

沖での網のセッティングが終わり、船は帰って来ました。その船を４～５人で浜辺に引上げます。 後は網に魚が入るのを暫く待つだけです。

暫く待ちます

網入れが終わると二本のロープを浜辺に置いて待ちます。

地引網を引きます

暫く待って、後はみんなで力を合わせて２本のロープを引っ張ります。
ただバランス良く引かないと魚は逃げてしまいます。

皆で引きます

最初はバラバラですが、声を掛けると沢山集まって来てくれます。

ゆっくり引きます

ゆっくり引きます。もっとも重いので早くは引けませんが・・・。

ひたすら引きます

大体５００ｍほどの長さのロープを引くように思います。

海辺はベテランが

海辺に近い人はベテランでないとやれません。２本のロープのバランスが大事だからです。

網引き

片方だけ見ると丁度 綱引きと同じです。