古稀を過ぎた主夫の独り言日記

主夫の独り言
やれるまでは小学生とサッカー
合唱は再開しました
アフリカの想い出

ゆめ、その1

2019-11-24 07:00:33 | エッセイ
私がそれまで何をしていたのだろうか
突然ステージのような物を見ている
私の視線は観客席の上の方から
けれども私の姿は無い

最初、私の従姉妹が数人出てきて歌を歌った
歌とは言ってもラップのようなもの
内容はと聞き耳を立てると
どうやら名前を羅列しているようだ
しかも女性の名前だけを

60年以上前、九ちゃんの歌がある
上を向いて歩こうのB面
『あの娘の名前は何てんかな』

あの娘の名前は何てんかな~
うしろす~がた~の~素敵な子
手当たり次第で名前を呼べば
まぐれ当たりでかわいい返事
にっこり~ぼ~くに~振り向いて~
あなたとならばどこまでも
って、言う~かどうか判っから無いけど呼んでみな
はなこさん、みどりさん、み~ささん、のぶこさん
ふみちゃん、みっちゃん、まりちゃん、あいちゃん
あれ、ふりむかないや

という歌です
これとは違うが名前を連呼するのは同じです
最初は従姉妹たち、続いて娘たち
近くのどこそこに何ちゃん、何ちゃんがいるよ
そんな歌詞が続くにつれて、私の視線はついにステージに
すると派手な化粧をした人がそれに続けて歌います
私の耳には娘の声で「何々ちゃんのお母さん!!」
「ありがとうございます」と挨拶
それで夢は覚めました

マッチメーカーおばさんが居なくなった現代
こんな形で近所の年頃の子を紹介するのだろうか
いや、息子に嫁さんを紹介しようとしてくれたのかな
30過ぎても結婚しない、結婚できない人が増えているからなぁ
何かしないといけないのかな



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゆめ、まえがき | トップ | ゆめ、その2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

エッセイ」カテゴリの最新記事