古稀を過ぎた主夫の独り言日記

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なんかいとらふじしん

2024-08-09 12:47:35 | 主夫のつぶやき
最後の南海トラフ地震は1944年とされている。
静岡県西部における地震。
戦時中で情報は広く伝えなかった。
そのため知らない人は多い。
その時の事を母から聞いている。
震源地からは四五十キロメートルの所。
父は中国大陸に居た。
西部の袋井、磐田は被害が広がった。
その割にここは被害が少なかったようだ。
母の実家は市内でも地盤が悪い。
揺れは酷かったようだ。
現在の家は大井川のそば。
この地域は地震の被害が少ない。
その理由は大井川にある。
暴れ川大井川は数年おきに氾濫していた。
本流が何度も変化したようだ。
江戸時代に入りようやく本格的な土手が出来た。
謙信堤と呼ばれる特殊な堤防もある。
現在の大井川に揺れの少ない理由を見ることが出来る。
それが河原に広がる玉石だ。
4,50cmもある大きな玉石だ。
これが南側の牧之原と北側の山間部近くまで広がっている。
特に家の建つ場所は60mの深さまで玉石が埋まっている。
この玉石の層が免震装置となっている。
街全体が免震構造の上にあるのだ。
勿論北に行くほど層は浅いが。
幅2,3km、長さ4,5kmの免震装置。



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