古稀を過ぎた主夫の独り言日記

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せいかく

2023-02-10 10:49:53 | 主夫のつぶやき
我が家の2匹の猫は見た目は良く似ているが違うところが多い。
拾ってきたあと去勢手術を施した雄猫。
しかし、よく観察すると色々な面で正反対である。
体格はトトがサンタより1kg程多い。
と言ってもサンタも13kg以上ある大きな猫ではある。
顔もトトの方が一回り大きい。
しかし、私の観察する限りではサンタが強いようだ。
私が部屋に入っていくことサンタは良く出迎えに来てくれる。
トトは滅多に出張ってくることは無い。
お腹が空いて困ったときぐらいだけ短く小声で泣きながら来る。
その点を妻や娘は驚く。
妻と娘に、サンタは近づこうともしないようだ。
サンタは猫っ毛で柔らかいがトトは剛毛だ。
その上トトは皮膚病を患っているのかフケが多く出る。
サンタはブラッシングが好きで、私がトイレ掃除を終わるのを待たない。
ブラッシングをするテーブルに飛び乗り私を催促する。
顔を近づけよう物なら首を伸ばして頬ずりする。
三種類のブラシを使ってするのだが、サンタは気持ちよさそうにしている。
腰の辺りをブラッシングすると立ち上がる。
だからお腹周りのブラッシングも簡単にできる。
ところが、トトはサンタのブラッシングを見ると隣の部屋に隠れる。
サンタを終えると、トトを追いかけてテーブルに乗せるのだ。
トトの場合はブラッシングの前にすべきことがある。
緊張を解くために先ず両手で顔を包み込む。
そうして両方の親指で目やにの様子を観察する。
次に左手の掌で口を覆うようにする。
すると手の平を舐め始める。
私の手の平を舐めることでストレスが少しは解消するようだ。
それからブラッシングを開始するのだ。
胸回りから始め首の脇、背中に移るとフケがわき出てくる。
毎日やっても同じように出る。
しかも小さく固まったように座ったままの姿で。
立ち上がらせたいのだがなかなかお腹を見せない。
テーブルから下ろすとすぐさま餌場に駆け寄る。
そうして、少しだけ餌を咥えてカリカリと音を立てて食べる。
どうやらこれがストレス解消法のようだ。
性格の異なる2匹で、マウントを取るのはいつもサンタ。
しかし、一つだけ違うところがある。
音や振動に以上に敏感なことだ。
私がくしゃみでもしよう物なら凄い勢いで隣の部屋に逃げ込む。
隣の部屋との境はいつも猫の頭が入る位の隙間を作ってある。
その隙間に飛び込む姿はいつものサンタでは無い。
トトはその時私を一瞥するだけで、もとの姿を保っている。
性質も性格も異なる2匹だが、その違いが仲良く暮らせる鍵かも知れない。
その2匹が時々同じ寝床を共用している姿は可愛い。



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