湖畔の別荘に…
主人、二泊三日の琵琶湖畔別荘での暮らしを満喫して上機嫌のご帰還であった。学生時代のサークルの同期会だそうで、別荘と言えばセレブっぽいが、いわゆるシェアハウス(マンション)。メンバーの一人がもっている権利を、同期会メンバーで更に三日間シェアした由。
吾輩は行っていないし行きたくもないが、いつもむっつり…の主人が上機嫌のワケは知りたかった。で、主人が日記をつけるや睡魔に襲われ寝たのを幸い、日記をつぶさに読ませて貰った。そのままだらだら紹介しても仕様がないのでかいつまんで記させていただく。
お昼、湖西線を跨ぎ虹の架橋が…

みんなえぇトシして学生時代の愛称で呼びあっている。女性は、90超の両親の介護をしている元教員のS子、ブレイクには至らないが染色家のメリル女K子、まだ現役で小学生を教えている元気印のB子。
男性は、金融機関幹部から子会社の社長となった理論家K(QJ)、親から継いだ材木商を畳んだばかりの元実業家K(クロ)、某市役所三役をリタイアし自由謳歌のCボ、突然!ボランティアに目覚め60代デビューのカケ、やはりボランティアにご執心唯一無病人のS太、才能あるも売れない脚本家Dミンの6人。
他にもまだ数人いるが、いろいろワケあって…。『そのわけは話したくない/互いに気づかい昨日にもどるから…』(尾崎紀世彦「また逢う日まで」より)
別荘から見た山並み(山頂は琵琶湖バレー)

S子はシェアハウスの言わばオーナーで別の棟にも同じ権利をもっている。バツイチ※で結ばれた三つ年下の連れ合いとなかなかえぇ感じではある。鳩胸でっ尻、ちょっと垂れ目が案外!テキを射止める武器なのか、それとも女っぽいソプラノの音色か…。
※「バツイチ」は「幸せな過去」をも一律に否定する言葉との見解があるが、「離婚経験者」では寧ろ厭味になり、ここでは「バツイチ」とした。
メリル女K子は四人の子だくさん。帰省すると母親が「アンタの顔を見ると点滴何本も打って貰うより値打ちがある」と歓ぶ由。聞いてるだけで泣かされるワ…。いま闘病中だが、同期会に出ると彼女自身「点滴何本も…」に匹敵するほど元気が貰える由。
B子は学生結婚組。結婚した頃は「同棲時代」ブームであったが、できちゃった結婚宣言に周りはひっくり返った。学生時代から何をやっても元気いっぱいなところは変わらない。紆余曲折を経ていま独り身、嘱託教員をしながら屈託なく旺盛に生きている。
初日夕刻、山並みに靄がかかり…

理論家K(QJ)は仕事上の会合があり初日夜に早々に帰った。昔から完全主義、「私、失敗しないもん」が決まり文句の女外科医じゃないが、彼流には「手前どもに任せて頂ければ間違いございません」。「働き過ぎ!」とみな心配したけど一病息災の典型…。
元実業家K(クロ)は、事業を畳んだばかりゆえしきりに電話が入る。「景気が良くなりつつあるのになぜ畳んだの?」と問われ、「毎日早朝から働きづめで夕方はヘロヘロ。なのに利益は一向に…。もう心身ともに疲れたよ」にしみじみ実感が籠っていた。
集まった9人中4人が癌キャリア。国民の二人に一人が癌…もムベなるかな。Cボも癌キャリア。現職中は余程ストレスがあったらしく「癌の最大の原因はストレス」と…。今はただただ自由を謳歌している。それでホンマにえぇんかいな。
別荘(マンション)は4LDK、2階もあるメゾネット

メンバー全員が60‘s。中でも真面目!地味!誠実!を人間にすればこうなる!という典型がカケだった。還暦とともに音楽と写真に目覚め苦手だったネットを通してバンバン発信している。60‘sブレイク…人間は変わるものなのである。
無病人S太も地味なコツコツ人間だった。今は某団体の事務局を担って大活躍中。みんなから「あんたは100まで生きるやろ。あんたの葬式には、同期はみんな死んでるから、気の毒やけど誰も来ない。長生きも淋しいぞぉ」とやっかまれていた。
脚本家のDミンは最終一日のみ参加。副業が忙しくて来れなかったらしい。本業で食えないのだが、しみじみしたドラマを書かせれば抜群やのに勿体ない。それにしても来るなりメリル女に「貴女に会いたくて来た」とは相変わらず…。
おだやかな琵琶湖畔にて主人

それにしてもタフな60‘sたち。まぁネタが主人の日記なので吾輩としても公表に若干の懸念をもっておる。差支えない程度の記述にとどめた所以である。 なに? 主人はどいつかって? いちばんテキトー且つ無難に書いてあるのが主人だと言えば、おわかりかな?
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主人、二泊三日の琵琶湖畔別荘での暮らしを満喫して上機嫌のご帰還であった。学生時代のサークルの同期会だそうで、別荘と言えばセレブっぽいが、いわゆるシェアハウス(マンション)。メンバーの一人がもっている権利を、同期会メンバーで更に三日間シェアした由。
吾輩は行っていないし行きたくもないが、いつもむっつり…の主人が上機嫌のワケは知りたかった。で、主人が日記をつけるや睡魔に襲われ寝たのを幸い、日記をつぶさに読ませて貰った。そのままだらだら紹介しても仕様がないのでかいつまんで記させていただく。
お昼、湖西線を跨ぎ虹の架橋が…

みんなえぇトシして学生時代の愛称で呼びあっている。女性は、90超の両親の介護をしている元教員のS子、ブレイクには至らないが染色家のメリル女K子、まだ現役で小学生を教えている元気印のB子。
男性は、金融機関幹部から子会社の社長となった理論家K(QJ)、親から継いだ材木商を畳んだばかりの元実業家K(クロ)、某市役所三役をリタイアし自由謳歌のCボ、突然!ボランティアに目覚め60代デビューのカケ、やはりボランティアにご執心唯一無病人のS太、才能あるも売れない脚本家Dミンの6人。
他にもまだ数人いるが、いろいろワケあって…。『そのわけは話したくない/互いに気づかい昨日にもどるから…』(尾崎紀世彦「また逢う日まで」より)
別荘から見た山並み(山頂は琵琶湖バレー)

S子はシェアハウスの言わばオーナーで別の棟にも同じ権利をもっている。バツイチ※で結ばれた三つ年下の連れ合いとなかなかえぇ感じではある。鳩胸でっ尻、ちょっと垂れ目が案外!テキを射止める武器なのか、それとも女っぽいソプラノの音色か…。
※「バツイチ」は「幸せな過去」をも一律に否定する言葉との見解があるが、「離婚経験者」では寧ろ厭味になり、ここでは「バツイチ」とした。
メリル女K子は四人の子だくさん。帰省すると母親が「アンタの顔を見ると点滴何本も打って貰うより値打ちがある」と歓ぶ由。聞いてるだけで泣かされるワ…。いま闘病中だが、同期会に出ると彼女自身「点滴何本も…」に匹敵するほど元気が貰える由。
B子は学生結婚組。結婚した頃は「同棲時代」ブームであったが、できちゃった結婚宣言に周りはひっくり返った。学生時代から何をやっても元気いっぱいなところは変わらない。紆余曲折を経ていま独り身、嘱託教員をしながら屈託なく旺盛に生きている。
初日夕刻、山並みに靄がかかり…

理論家K(QJ)は仕事上の会合があり初日夜に早々に帰った。昔から完全主義、「私、失敗しないもん」が決まり文句の女外科医じゃないが、彼流には「手前どもに任せて頂ければ間違いございません」。「働き過ぎ!」とみな心配したけど一病息災の典型…。
元実業家K(クロ)は、事業を畳んだばかりゆえしきりに電話が入る。「景気が良くなりつつあるのになぜ畳んだの?」と問われ、「毎日早朝から働きづめで夕方はヘロヘロ。なのに利益は一向に…。もう心身ともに疲れたよ」にしみじみ実感が籠っていた。
集まった9人中4人が癌キャリア。国民の二人に一人が癌…もムベなるかな。Cボも癌キャリア。現職中は余程ストレスがあったらしく「癌の最大の原因はストレス」と…。今はただただ自由を謳歌している。それでホンマにえぇんかいな。
別荘(マンション)は4LDK、2階もあるメゾネット

メンバー全員が60‘s。中でも真面目!地味!誠実!を人間にすればこうなる!という典型がカケだった。還暦とともに音楽と写真に目覚め苦手だったネットを通してバンバン発信している。60‘sブレイク…人間は変わるものなのである。
無病人S太も地味なコツコツ人間だった。今は某団体の事務局を担って大活躍中。みんなから「あんたは100まで生きるやろ。あんたの葬式には、同期はみんな死んでるから、気の毒やけど誰も来ない。長生きも淋しいぞぉ」とやっかまれていた。
脚本家のDミンは最終一日のみ参加。副業が忙しくて来れなかったらしい。本業で食えないのだが、しみじみしたドラマを書かせれば抜群やのに勿体ない。それにしても来るなりメリル女に「貴女に会いたくて来た」とは相変わらず…。
おだやかな琵琶湖畔にて主人

それにしてもタフな60‘sたち。まぁネタが主人の日記なので吾輩としても公表に若干の懸念をもっておる。差支えない程度の記述にとどめた所以である。 なに? 主人はどいつかって? いちばんテキトー且つ無難に書いてあるのが主人だと言えば、おわかりかな?


うそ!えっ!若過ぎやしないですか!(@_@;)
同窓会に行かれたらよく分かりますよね~
一番素敵だったんじゃなかったかしらね~
琵琶湖バレイってトンネルの中を通るケーブルカーみたいなのですか~
場所は覚えてないですが、そんな所友達付きデートしたことあります。
子供の時の子供会の行く所って琵琶湖畔が多かったですよ~
それと枚方パーク。
いつもお訪ね(コメント)下さりありがとうございます。
> 一番下の画像はひょっとしてご子息さんでは?
> うそ!えっ!若過ぎやしないですか!(@_@;)
息子はもっと老けています
私、ボカシやモザイクばやりにあって素顔を晒しています
カテゴリー「旅行記」ではもっと素顔を晒しておりま~す。
> 同窓会に行かれたらよく分かりますよね~
> 一番素敵だったんじゃなかったかしらね~
それがねぇ、モテるやつばかりで私はちっとも…
脚本家になったDミンなんて、いつも殺し文句を言っては…
> 琵琶湖バレイって…場所は覚えてないですが…友達付きデートしたことあります
えっ? こちらのご出身ですか?
写真で山頂から下に微かにルートが見えるようにケーブルカーが通っています。
友達付きデート? そんなのがはやったんですか?
きっとお行儀の厳しい深窓のお嬢様でいらっしゃったのでしょうね。
> 子供会の行く所って琵琶湖畔が多かったですよ~
> それと枚方パーク。
関西ローカルの話題、ありがとうございます
今でも子供会~十代の終わりまで琵琶湖畔の催しはいっぱいあります。
枚方パークと並んで万博エキスポパークもはやりましたけど、
数年前のJコースター事故で閉園になりました。
今そこにガンバ
な~んてね。
デ某さんが、素敵な方だというのは以前から存じておりました。いつまでも若々しい若大将!かつ紳士的なムードが漂っております。
お友達の別荘で・・・ステキですね。
琵琶湖には、高校を卒業した時に仲良しの女友達5人で旅行に行きました。星空がとても綺麗だったのを想い出します。
ようこそ!ありがとうございます。
> 最後の素敵な方は!デ某さん!!!!
> いつまでも若々しい若大将!かつ紳士的なムードが漂っております。
同期にはこのブログのことを伝えました。
同期はみな私を若く見えるなどとは思っていませんから、
SORAさんの仰っていることは「ただの外交辞令」と受けとめられるでしょうねぇ
> 琵琶湖には、高校を卒業した時に仲良しの女友達5人で旅行に行きました。
> 星空がとても綺麗だったのを想い出します
女学生5人…星空を見上げながら夢を語り合っている光景を想いました
宝塚…の世界でもありますねぇ
私はしばしば琵琶湖方面に出かけます。
「遊んでいる土地がたくさんあるなぁ」なんて世知辛い感想から
「湖も空も光も空気も人も木も…みんないぃなぁ」という素直な感想までさまざま…。
同期の中には「住んでいる家を売り琵琶湖畔に住む」ことを真剣に考えている人も…。
琵琶湖はいろいろな意味でキャパが広い…と思いました