久しぶりに東京へ出ました。
とにかく今の状況ではほぼどこへも行けない。
今回は弥生美術館の指定を取ったので出かけたわけだが、そのわりには予定をきちんと立てられなくなっている。
それはまあGWも働きづめ、それからもずーっと連日まさかの残業でくたくたになり、アタマも身体もダメダメ状態だからだわな。
まあそれはいいとして(よくない)、EXICのポイントも6月末までに使わないとなので、帰りはグリーン車を取って、とにかく出かけました。
朝はもともと弱いから駅構内のコンビニでパンなどを買う。
車内で食べたうちの一つが、ホイップとアンとがマッチしてて美味しかったなあ。
近年はもう完全にアン派。生クリームよりこっち。
ほぼ寝ていたのだが、さすが五月だけに車窓の向こうでは水を張った田んぼがたくさん見えた。
同じ車両にオバサンの団体が乗り、凄まじくしゃべり倒していたので、危険な車両だったと思う。
とかなんとかいう内に品川が近づくと、線路に向いて立つ大きな鳥居が見えた。
それからやはり古い建物が色々と目についた。これまで気づかなかったなあ。
以前の定宿は大井町だった。その頃はゼームス坂界隈をうろうろもしたが、離れてから随分経つなあ。
四月からずーっと左足がわるくてまともに歩けなくなっているが、カロナールとロイヒ膏とロキソシップとでなんとかだましだまし歩く。今回は東京都現代美術館から行くことにしたのだが、いつもは菊川から歩くが、この足だし雨だしということでバスを考えた。しかし東京駅からでは1時間かかるので時間がもったいない。
ということで総武線快速で錦糸町に出て13系統のバスに乗り石島で下車したが、これが結局はぐるりと歩くことになった。
↑こう歩き、←こういってということ。長方形の底辺右下から上辺の対角線の地点へむかうのだが、斜めに突っ切れないからそう歩くしかなかった。
ちょっと不条理ではある。
10時半に到着し、二つの展覧会を見るので割り引いてもらう。
まずは特撮美術監督井上泰幸展から。
これはもう本当にコーフンしたなあ。面白かった。
そういえば「特撮博物館」展から10年なんだそうだが、やっぱり特撮系の展覧会は技術や発想を楽しめる側面もあるので、二重三重に楽しい。
地下レストラン「100本のスプーン」に入り、エビのドリアを。
池の見えるソファでよばれるが、目の前にアメンボが行き来するのがなんとものどか。
デザートはティラミスだが、添えのラム酒は蛇足かもしれない。
これはこれで既に完成されているから。
次は建築家の吉阪隆正展。
こちらは撮影可能。色々面白いし、経歴も興味深かった。特に母方が箕作家の子孫で、この辺りをちょっと調べたらかなり興味深い事実が続々と。
ご本人で面白いのは髭を生やした理由がゲバラとカストロに会いたかったからと言うもの。
後こういう言葉がありました。
なるほどなあ。
ところでこちらは現美でみたタイル
いい感じだな。
天井には宇宙人
地下鉄には干支のどうぶつの挟まれるのがある。今年の虎は今回が初見
菊川から市ヶ谷経由で東大前へ。おや今日は東大祭か。
弥生美術館「くらもふさこ」展。
申し訳ないくらい読んでいないので、絵の良さだけを堪能する。どうもわたしは少女マンガの学校が舞台の少年と少女の恋愛ものに関心が昔からないのよ…
夢二の方では三階の華宵コーナーまでがあり、こちらももう三階閉鎖するのかな…
撮影コーナーでは大野らふさんコーディネートの大正ロマンな着物が。
かっこいいよねえ。可愛いし。
ところで夢二は銘仙が好きではなかったそうな。
いろんな意見があるのもいい。
ここでもうタイムアウト。
他にも行きたいところがあるがあきらめる。
新幹線に乗る。ポイントがたまってるのでグリーン車。
シンカンセンスゴイカタイアイスを食す。
夕日を見る。すぐに日が沈む。
月が出た。
田毎の月を捉えようとしたが難しかった。
東寺とその隣
近いうちにまた出向きたい。