五感を磨こう！！

このところ家に居ては、とても本を読める気分ではないので、出かけたときに極力読みたい本を
持って出かけます。　でもこういうときに限って、病院の待ち時間も割りと短いのですよね。
先日来より中々読み進められなかった、三宮麻由子さんの「鳥が教えてくれた空」を今日も途中まで。



三宮さんの書かれる、研ぎ澄まされているけど優しい感性に触れながら、鳥の鳴き声に私も出来る
限り注意を払うように努めています。実は今日、郡山駅のホームでものすごく綺麗な鳥の鳴き声を
耳にしました。一生懸命姿を探したのですが、どうしても見つけられません。そこで間もなくホーム
に入る電車を待たれいる車掌さんに聞いてみました。



「あれは目の不自由な方のため鳴らしていて、鳥の名前は分からない」とか。うっかりそのまま
来た電車に乗りましたが、どうしても知りたくなって、家に帰って郡山駅に電話をしました。

分かったことは、目の不自由な方に階段のお知らせで鳴らしているとか・・・。鳥の名前はやはり
分からないそうです。私に言わせれば、運転手さんや車掌さんは知らなくても仕方ないと思うものの
駅の事務方の人は知っておくべきですよね～。自分の勤めている駅で、お知らせの鳥の声が何の
鳥の声かくらいは…、そう言って電話を切りました。



自分で言うのも恥ずかしいのですが・・・好ましいと思う人には、結構影響されやすく、この度も
三宮麻由子さんに、かなり影響されています。「聞き分ける」「嗅ぎ分ける」については、目の見え
るおかげで、相当これらの感覚が退化しているのではないか…と反省しきりです。　
でも、これは怪しい！！という第六感は、ナカナカなものですよ。