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朝鮮戦争を正しく教えない韓国と北朝鮮

2023-07-02 09:38:34 | 日記
朝鮮半島には南北2つの独立国がある。韓国と北朝鮮だ。この2つの国家、資本主義国家(本当は民族主義国家)と独裁主義国家(共産主義と称しているが)である。両国ともに、自分の国のことなのに、どういうわけか自分の国の歴史を正しく教えていない。朝鮮半島の歴史は複雑なことは確かだが、歴史は一つしか存在しないはずだ。その歴史を正しく教えないのだからどうしようもないと言える。他国がどうこう言うことはないのだが、その歴史感覚が如何にもおかしいのだ。そもそも、成り立ちくらい正しく教えないといけないのだが、その成り立ちを全く歪めて教えている。少なくとも、数百年に渡って中国の支配下にあり、属国だったことは確かなのだが、その肝心な所を歪めてウソを教えているのだ。


何故ウソの歴史を平気で教えてしまうのか。そこには朝鮮民族の尊厳があるみたいだ。自分の民族が如何に素晴らしいか、ということを強調したいのだろう。しかし、現実はそうはいかないのだ。隣国である中国は強大な国だった。そのような強大な国の隣に小さな国があれば、その影響を受けないわけがない。その大きな理由の一つが儒教である。その儒教において中国は大中華思想という考え方を持っている。そして隣国である朝鮮半島国家は小中華思想というものを持っている。このような儒教における上下関係という朝鮮半島が中国の支配下に置かれてきた経緯があるのだ。このような関係から朝鮮半島国家が中国の属国になることは決しておかしいことではない。


近世から近代にかけて、中国大陸は大きな変遷をした。中華思想という考え方は変わらなかったが、第2次世界大戦後に中国は政治思想が共産主義という考え方の国家になったことで隣国である朝鮮半島にも大きな影響を受けることになった。小さい半島なのに、南北に分断されてしまったのだ。その経過も南北両国ともに正しい歴史を教えていない。歴史を正しく辿っていくと朝鮮半島は第2次世界大戦後に冷戦という世界の潮流に巻き込まれてしまった。日本の統治下のままになっていればよかったかもしれないが、歴史はそのように進められなかった。アメリカ、ソビエトという2大国家の影響で南北での戦争の結果分断となってしまったのだ。


とはいえ、南北両国家はどういうわけか現在に至る迄、正しい歴史を教えようとしないのだ。我々からしたら諦めるしかないのかもしれない。勝手にどうぞ、ということだ。少なくとも我々には迷惑を掛けないでほしい。
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