今回のロシアとウクライナの戦争、最も恐れていたことが解ってしまった。それは、今まで核兵器は抑止力という考え方で所有していたはずが、核兵器を脅しに使えることがはっきりした。現在核兵器を所有している国はアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、北朝鮮、パキスタン、インドなど多くの国々だ。これらの核兵器所有国は、今後、この兵器を脅しに使うことがしばしば出てきそうである。もっとも考えられるのが中国と北朝鮮あたりだろう。この2つの国はロシアと同じように共産主義国家だ。共産主義国家の特徴は独裁、強権の国家である。
国の代表になった人間は自分を誇示するために外国に対して核兵器を所持していることを強く訴えることが必要だ。そして、今回のロシアがそのようになったわけだ。ロシアの指導者であるプーチン大統領は長い間トップに居続けてきた。そして強い権限を振りまいて他国を恐喝してきた。同じような体制の国家である中国や北朝鮮も習近平総書記、金委員長が同じような性格である。今後、ロシアと同じようなことを起こした場合、核兵器を所持していることを脅迫材料に使う可能性は高い。そうすることで自分の権威付けが示されるからだ。恐ろしい世界になってきた。
曾て、核兵器を所持していることで、世界を抑止できると信じていた。それが抑止ではなく、完全に脅迫の材料に使われることになったのだ。しかし、脅迫だけで済めばいいのだが、言うことを利かなくなってくると、核兵器を実際に使用してしまう、という事態が起きることも考えられる。つまり、核戦争へと進んでしてしまう可能性が高くなったというわけだ。キューバ危機どころの騒ぎではない。目の前に核兵器を並べて、それを実際にミサイルで発射しようというのだ。目標はどこかの国の都市部だとしたら死傷者は数百万人に上ることになるだろう。戦争というのはひとたび起きたら、取り返しがつかなくなる。
今後、核兵器は一体どうなるのか。所持している国も被爆国になる事が解ればいいのだが、そういう感覚で核兵器を使わないだろう。
国の代表になった人間は自分を誇示するために外国に対して核兵器を所持していることを強く訴えることが必要だ。そして、今回のロシアがそのようになったわけだ。ロシアの指導者であるプーチン大統領は長い間トップに居続けてきた。そして強い権限を振りまいて他国を恐喝してきた。同じような体制の国家である中国や北朝鮮も習近平総書記、金委員長が同じような性格である。今後、ロシアと同じようなことを起こした場合、核兵器を所持していることを脅迫材料に使う可能性は高い。そうすることで自分の権威付けが示されるからだ。恐ろしい世界になってきた。
曾て、核兵器を所持していることで、世界を抑止できると信じていた。それが抑止ではなく、完全に脅迫の材料に使われることになったのだ。しかし、脅迫だけで済めばいいのだが、言うことを利かなくなってくると、核兵器を実際に使用してしまう、という事態が起きることも考えられる。つまり、核戦争へと進んでしてしまう可能性が高くなったというわけだ。キューバ危機どころの騒ぎではない。目の前に核兵器を並べて、それを実際にミサイルで発射しようというのだ。目標はどこかの国の都市部だとしたら死傷者は数百万人に上ることになるだろう。戦争というのはひとたび起きたら、取り返しがつかなくなる。
今後、核兵器は一体どうなるのか。所持している国も被爆国になる事が解ればいいのだが、そういう感覚で核兵器を使わないだろう。