日本の野党に物申す

何処の国でも同じかもしれないが、野党は現政権の打倒を叫ぶ。日本の野党も同じように阿部政権打倒を叫んでいる。そこで聞きたいのだが、現在の政権の前に、民主党政権があったことを忘れていないか。民主党政権がどのような政権であったのか今の野党は誰も説明していない。一体どのような世の中だったのだろう。経済は縮小し、ものすごい円高に見舞われ、物価は下がったが経済成長はマイナスになっていた。当然サラリーマンの給料は上がらなかった。

このような世の中にした民主党政権は国民から支持を受けることなく退陣してしまった。それでは今の野党は安倍政権を打倒した後、一体世の中をどのようにしようと考えているのか。日本は先進７ケ国の一つだ。世界をリードしなければならない。世界は今流動的で、アメリカと中国の貿易戦争、そして、世界が再び2大国に分かれてしまうことになるかもしれない。第二の冷戦になる可能性も出てきた。そのような中で、野党は日本がどのような立場で世界に向かっていけばいいのか、考えているのだろうか。

国内政治は勿論考えなければならない。世界経済が縮小に向かっていくとき、日本経済が果たしてプラスの方向に行けるかどうかである。野党は、安倍政権が掲げたアベノミクスに大反対をしていた。しかし、そのアベノミクスで日本経済は多少ともプラスに向かっている。経済は比較的安定している。野党が言う、貧富の差が大きくなった、というが、世界的に見たら日本の貧富の差は決して大きくない。それよりも日本が経済成長をするためにはどうしたらいいか、ということの方が重要なのではないか。

国内経済を充実させるためには産業振興が必要だ。安倍政権が掲げているアベノミクスもそういうことを十分に考慮していると思う。野党が政権を取ったら今のような経済成長をもっと加速できるとでもいうのか。小生はどうしても民主党政権のことが頭から離れない。あのような不況を造った野党政権には本当に日本をより成長させるような国づくりが出来るとは思えない。また同じような不況が襲ってくるのではないか、という気がしてならないのだ。

民主党政権で日本の発展が損ねたのではないか、という気がする。国民が一度野党に政権を任せたら、という気持ちで政権を任せたのは良いが、日本を不況のどん底に追いやってしまったのだ。野党が本気で政権を取りたいのなら、日本をどのように発展させ、世界の先進国として恥ずかしくないような施策を打ち出してほしい。国民が野党の打ち出す施策に納得すれば再び野党に政権を任せることになるかもしれない。しかし、単に野党連合という烏合の衆のような連合体を造っても国民を騙せないよ。国民は騙されないよ。国民を見縊るなヨ。