東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

ボトル二本とチョコレート

2022年09月30日 09時28分56秒 | 音楽の話

先日同級生の近況についてLINEが届いた。

少し前に実際に会って状況は聞いてはいたものの、それから展開があり、文面では気丈に振舞ってはいるものの、一緒に届いた画像には彼女の身体的変化が精神的な苦悩を物語っていた。

ふと「ボトル二本とチョコレート」を思い出した。2002年2月27日発売されたBEGIN の22枚目の シングルで、本ブログでも2009年に高校時代のクラス会の中で登場しており、彼女はその時のメンバーでもある。

13年前と同様「みんな仕事を持って 家庭を持って 責任しょって 生きている だから意地張るなって 気使うなって それでも俺たち頑張って行こうか」のフレーズには改めてしみじみする。そしてこれまで気にしていなかった「天国にいるあいつも 今夜も飲んでいるだろう お前と飲める時まで みやげ話はたっぷり仕込んでおくからさ」にはあの頃と違う受け止め方となり、「高く乾杯、低く乾杯」「遠く乾杯、近く乾杯」の意味をようやく知った。

この年齢になればまあ色々あるさ。乗り越えたらまた美味しいお酒を飲める日を楽しみにしてる。

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対応が遅れる訳

2022年09月29日 09時36分05秒 |  不動産屋の話~トラブル編

管理物件にて水道トラブルが発生した。

なかなか難解な工事で都心の専門業者に依頼することにした。

早急に対応して貰えると有難いとの希望をもとに連絡を待っていると交通規制があるから翌日以降との回答・・・

国葬当日だった・・・

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東京駅日本橋口

2022年09月28日 09時00分00秒 | 街の話

【本日は定休日。予約投稿にて】

先日の東海道五十三次をあるく日帰りツアーの集合場所は東京駅の日本橋口だった。

日本橋口?何だそれ?どこだ?とこれまで丸の内口と八重洲口の認識しかなく、改めて場所確認すると八重洲中央口の大丸寄りにあるようだ。

【左隅にポツリとあるのが日本橋口・赤線】

迷うことを想定しながら早めに東京駅に到着。相変わらず目もくらむような広い構内を日本橋口へと進む。方角的には当っているのだが改札を出なければならず、途中で何度も構内図を確認しながら到着。

これまで一度も利用したことのない場所で、ロータリーも高いビルも建っており、まるでRPGの隠しマップを見つけたかのようだった。ただ次回利用することがあるのだろうか?

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話は最後まで

2022年09月27日 09時41分40秒 | ニュースの話

「路上で16歳と17歳の少年2人が刃物で腹や背中を切り付けられ重傷を負い、警察は少年2人を殺害しようとした疑いで無職の容疑者(20)を逮捕」とのニュース。

ニュースを見て、最初は「通り魔か?」と少年二人の安否が気になったが、そのニュースには続きがあり・・・

「少年らは大麻の売人である容疑者を呼び出し、暴行を加えて大麻を奪おうとしたところ、容疑者が刃物のようなもので反撃した」とのこと。

う~ん・・・何事も最後まで確認しないといけない・・・

【明日9/28(水)は当社定休日となります】

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まずは初めの一歩

2022年09月26日 10時05分36秒 | 街の話

旅行会社に日帰りツアー「東海道五十三次をあるく」の第一回目(日本橋から高輪)を申し込んだ。以前からリタイアしたら「五十三次を歩く」「お遍路」という目標があり、このツアー自体は前から知っていたものの、そのままにしてきたこと数年。ひょんなことから「今回出掛けた方が面白い」と思い立ち、開催日三日前に申し込んだ。

東海道五十三次とは江戸時代に整備された五街道の一つで、487.8キロメートル東海道にある53の宿場を指す。本ブログでも「五十三次」で検索すると、東海道五十三次を模したと言われる水前寺成趣園(2011年9月)、最初の宿場・品川宿が登場する映画「幕末太陽傳」(2016年1月)、20番目の鞠子宿(2020年11月)と登場する。2022年の現在でも新幹線の便数の多さと喫煙車両がある明らかに別格な扱いである東海道新幹線、リニア中央新幹線を計画している区間を見る限り、東海道エリアは日本の大動脈であることが分かる。ちなみに先日静岡に住む娘家族が旧東海道の標識を見て、「将来この道を歩くのか?」と感慨ぶかけだったそうだ

当日朝10時に東京駅に集合。「ワクチン・検査パッケージの登録が必須」とのことなので三回接種証明書を初めて提示しつつ、こんな時に使うんだぁとひとり感動する。ガイドさんを先頭に総勢18名の参加者さんたちと、耳に装着したガイディングレシーバーから聞こえる説明を聞きながら、江戸時代の諸先輩方の気分で歩き出す。

いつもは何気なく通り過ぎてしまう街角に江戸城の外堀跡(下画像上段左)、遠山の金さんの北町奉行所跡、迷子しらせ石標(〃上段中)、金座跡(旧日本銀行本店)がひっそりと佇んでおり、三越本店を通り過ぎると、いよいよ五街道の起点である日本橋の道路元標を見物。これまで何度となく通り過ぎた日本橋であるが、改めてスタート地点として見学すると気持ちが少し高ぶる。ちなみに本物の道路元標は道路中央にある(〃上段右)のだが、危険で見学出来ないので橋の横の元標の広場にレプリカがある。

いよいよ東海道五十三次を歩き出す。八重洲の語源となったヤン・ヨーステン記念碑(〃中段左)、江戸歌舞伎発祥の地碑(〃中段中)、銀座発祥の地碑、芝口御門跡を見学し、昼食を挟み、芝大神宮(〃中段右)でお祓いをして頂き、久しぶりの増上寺(〃下段左)を参拝し、赤穂浪士が眠る泉岳寺(〃下段中)でゴール。距離にして約8km・約2万歩もの道のりであったが、最初の宿場町・品川まではたどり着いていない上に、前半終了時点で股関節に痛みを感じた。歩くことには自信があったものの、それは単なる過信であって実際には歩いていないことを実感しつつ、後半は信号待ちの間にストレッチを繰り返す。東京生まれにもかかわらず東京のことにはまったく無頓着で、ひとつひとつの説明をとても興味深く聞き入った。東海道中膝栗毛の弥次さん、喜多さん気分で歩くその日まで、改めてしっかりと鍛えて行かなければと強く思った。

ちなみに「今回出掛けた方が面白い」理由はまた来月ってことで・・・

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映画:「メランコリック」

2022年09月25日 09時47分25秒 | 映画の話

映画「メランコリック(2018年公開)」を観た。

【解説】深夜に殺人が行われる銭湯を舞台に、ひょんなことから人生が大きく動き出してしまう人々の人間模様を、サプライズ満載の変幻自在なストーリー展開で描いたサスペンスコメディ。名門大学を卒業後、アルバイトを転々とし、うだつの上がらない生活を送っていた和彦。ある日、偶然訪れた銭湯で高校時代の同級生・百合と再会した彼は、そこで一緒に働かせてもらうことに。やがて和彦は、その銭湯が閉店後の深夜に浴場を「人を殺す場所」として貸し出していることを知る。さらに、同僚の松本が殺し屋であることが明らかになり……。新人監督・田中征爾の長編デビュー作で、第31回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門で監督賞を受賞(武正晴監督の「銃」と同時受賞)。和彦役の皆川暢二、松本役の磯崎義知、田中監督による映画製作ユニット「One Goose」の映画製作第1弾作品。

東大卒って言われ続けることにも、犯罪に手を染めることにもそれほどメランコリック(憂鬱なさま)な感じがない主人公。銭湯の使い方は映画「湯を沸かすほどの熱い愛」のラストと重ねつつ、なかなか適所だなと変な感心をしてしまう。ココリコ田中似の主人公を始め、知らない役者さんたちのおかげでストーリーに集中でき、さらにごくごく自然な主人公の家庭がじわりと温かさを感じる。ただ主人公が待ち合わせ時間に10分遅れても何も言わないところに大学卒業後に定職に就かなかった理由を垣間見る。吉田芽吹演ずる可愛い彼女の別れ方がとてもいじらしくてせつない。その後の展開を細かくあれこれ考えてはいけない作品なのであろう。

ちなみに番台後ろのスーパーボールの大当たりがストーリー進行と共に無くなっている。誰かが当てたのね

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あの頃の自分へ

2022年09月24日 09時58分05秒 | テレビとラジオの話

先日のボディボートの日の朝。

いつものように三時台に起床し、誰もいないリビングでひとり朝食を食べながらラジオをつけると、「もし叶うならばどの時代の自分に何と言葉を掛けますか?」とのお題を募集していた。朝食を済ませ、まだ夜が明け切らぬ高速を走りながらもし自分ならば?と考えると、すぐに浮かんだのは高校卒業して紆余曲折があり、突然当社に入社することになった頃の19歳の自分である。先代にとっても予想だにしていない事態だったので当然受け入れ態勢も出来上がっておらず、与えられる仕事もなく、手持ち無沙汰で毎日なかなか進まない時間の中、将来に対して不安いっぱいだった19歳の春。

56歳の壮年期の私から37年前の自分にかける言葉は「大丈夫、今は不安だろうけど、前を見据えてしっかり学習して、逃げずにたくさん色々な事を経験して学習すれば、思っていた以上に楽しい人生が送れるからね」だろうか?

さらに付け加えるのであれば「ひとり旅をきっかけに様々なことが大きく変わったから、なるべく早く出掛けた方がいいよ」と2010年44歳での初めてのひとり旅についてもしっかり言ってあげたいな思う。

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映画:「ステージ・マザー」

2022年09月23日 09時45分19秒 | 映画の話

映画「ステージ・マザー(2021年公開)」を観た。

【解説】ひょんなことからゲイバーを再建することになったごく普通の主婦の希望と友情を描いた人間ドラマ。テキサスの田舎町に住む主婦メイベリンは、長い間疎遠だった息子リッキーの訃報を受け、リッキーの暮らしていたサンフランシスコへ向かう。そこで彼女は、リッキーのパートナーであるネイサンから、息子がドラァグクイーンでゲイバーを経営していたことを知らされる。リッキーは遺言もなく亡くなってしまったため、バーの経営権が母親であるメイベリンにあり、そのバーが破綻寸前の危機にあることが発覚する。突然の展開に困惑するメイベリンは、息子が遺したゲイバーを再建するために立ち上がる。主人公メイベリン役を「世界にひとつのプレイブック」のジャッキー・ウィーバーが演じ、「キル・ビル」、ドラマ「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」のルーシー・リュー、ドラマ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」のエイドリアン・グレニアーらが顔をそろえる。

マザーの好奇心や行動力、トークのセンスは良いものの、スタッフたちと仲良くなる過程も店が繁盛する経緯もあまり描かれておらず、さらに歌にもステージにも魅力されず、ラストにはマザーの声量のない歌声に愕然としながらエンディングを迎える。93分の上映時間では仕方がないことなのかも知れないが、色々な意味で様々な時代背景を感じる作品であった。

見捨てられるべくして見捨てられる旦那がやたら印象的だった。

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この先幅員拡大

2022年09月22日 09時31分24秒 | 二代目のつぶやき

ボディボートのスケジュールは朝3時過ぎ起床→6時九十九里に到着→2時間ほど海で戯れ→後輩が教えてくれた道の駅でお買い物→11時前帰宅・・・というのが基本的なパターンである。

先日のボディボートの日は間違って夜テニスの予約を入れてしまった。最初どちらかをやめようと思ったが、スケジュールが重なっていないことやキャンセル自体が嫌いなこともあり、最後は遊びで何をごちゃごちゃ言ってるんだとそのまま実行したところ、特に支障もなく楽しく一日遊ぶことが出来た。この経験は今後スケジュールを組む際にまた幅が広くなるんだろうなと思っていたところ、昨年も観戦したイースタンリーグのデーゲームが割り込んで来た。結果的に「朝・海」「昼・野球観戦」「夜・テニス」はさすがにタイトすぎると思ってしまったが、果たしてどうなるのか?の興味本位が勝りそのまま実行してみた。当日は九十九里から帰る際にそのまま鎌ヶ谷へと立ち寄り、野球観戦をしてから、夕方帰宅し、夜テニスへと向かった。さすがにかなり疲れたものの、おかげで夜は熟睡出来た。疲れるほど遊べることはいいことである。

これでまた行動の幅が少しだけ広くなったことにやたら喜びを感じた。

気分としては「この先幅員減少」の標識を逆さまにした感じである。

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あら?そうなん?

2022年09月21日 09時00分00秒 | テレビとラジオの話

【本日は連休最終日。予約投稿にて

先日の読者投稿欄に「これがもし女性側だったら、批判されるだろう」と現在放映されている某携帯会社のCMについて投稿されていた。夫と結婚した理由について妻が「割引があるからお得なのよ」と答えるシーンを読者は指していた。

言われてみればそうかも知れないし、もし夫のバージョンであれば#〇〇が立つかもしれないとか思ったりした。そう言えば以前、男性用トイレや共同浴場で女性の清掃員が入ることに抵抗があると投稿していた男性がいた。

どちらとも私は何とも思わないので反応としては「あら?そうなん?」しかない。

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永ちゃんの心意気

2022年09月20日 09時00分00秒 | 音楽の話

【本日は連休初日。予約投稿にて】

過去最強クラスとされる台風14号が九州に上陸が予想された日曜日に、矢沢永吉の福岡PayPayドームでの50周年ツアーEIKICHI YAZAWA 50th ANNIVERSARYTOUR「MY WAY」福岡公演を「決行する」と当日発表した。

台風接近を受け、公式サイトでは前夜「私たちの気持ちとしては『開催したい』という気持ちは今も変わりありませんが、最終的な判断を、翌日正午までに行いたいと思います」と伝えていた。そして一夜明けた翌朝、新たにサイトを更新し「情報を収集したところ、福岡に本格的に上陸するのは今夜と確認しております。当然夕方前くらいから雨や風が強まるのは承知しております」とした上で、「ただ福岡ドームは屋根があり、頑丈に作られた会場であること。雨風が中に入ってこないこと。そして何より『矢沢さん!中止しないでください!』『開催して下さい!』というお声がものすごい数のメールが届いております。こういった事により、福岡PayPayドームのコンサートを決行することに決めました」と、ライブを開催する意向を示した。 一方で「ただしチケットをご購入いただいたみなさんにお願いです。ご来場いただく方は、ご自身の判断で必ず安全を確保できる方、帰路につける方のみご来場ください。決してご無理なされず、ご自身で判断してください」と呼びかけ、「今回は断念するという方には、全員ご返金させていただきます。後日、返金手続きのご案内をさせていただきます」と説明。さらに「こういう形を取るのは前代未聞のことかもしれません。ただ『開催』の判断に至った今回のコンサートを、みなさんのご協力とご理解で、最高のものにしたいと考えています」と理解を求めた。

あくまでも客自身の大人の判断に委ねているところが、永ちゃんらしくて実に格好いい。もし自分ならば絶対に行くだろうなと思ってしまうような心意気である。今後同様のケースでの指針となることに大いに期待したいものである。

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映画:「積むさおり」

2022年09月19日 09時43分14秒 | 映画の話

映画「積むさおり(2019年公開)」を観た。

【解説】バツイチ同士の夫婦を主人公にした異色の中編サスペンス。互いにバツイチで結婚5年目を迎えたさおりと慶介。ある日、いつものように犬の散歩をしていたさおりは、積まれた枝の前に見たことのない奇妙な穴を発見し、思わずその穴をのぞいてしまう。そこで不可思議な体験をしたことをきっかけに、さおりに耳鳴りが起こり、夫の生活音、笑い声など夫が立てるちょっとした音にも敏感になってしまう。夫や仕事に不満を感じることのなかった平穏な日々から一変、気づかぬうちに積み重なっていた鬱屈が、幸せだった夫婦の生活を崩壊させていく。妻役を「冷たい熱帯魚」「沈黙 サイレンス」の黒沢あすか、夫役を「クライングフリーセックス」の木村圭作がそれぞれ演じる。監督は黒沢の夫で、特殊メイクアーティストとして数多くの作品に参加する梅沢壮一。

すっかりファンになった黒沢あすか主演で上映時間40分の短編作品。バツイチ同士の子供がいない再婚カップルゆえの奥深さが伝わってくる。冒頭から木村圭作演ずる旦那の会話の内容、食事音、家事への貢献度、がさつさ、細かい性格、品のない嫌な感じが伝わってくる。そして積もった妻の夫への鬱屈が一気に・・・。ただその後も何事もなかったかのように暮らしている様子がまた興味深いし、やたら怖い。嫌な旦那役の木村圭作が素晴らしいキャスティングであった。

男としては非常に身につまされる作品で、鑑賞後はいつもより多く家事を手伝った・・・

【明日9/20(火)~9/21(水)は当社連休となります】

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映画:「先生、私の隣に座っていただけませんか?」

2022年09月18日 09時21分57秒 | 映画の話

映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年公開)」を観た。

【解説】黒木華と柄本佑が演じる漫画家夫婦の虚実が交錯する心理戦を描いたドラマ。漫画家・佐和子の新作漫画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」。そこには、自分たちとよく似た夫婦の姿が描かれ、さらに佐和子の夫・俊夫と編集者・千佳の不倫現場がリアルに描かれていた。やがて物語は、佐和子と自動車教習所の先生との淡い恋へと急展開する。この漫画は完全な創作なのか、ただの妄想なのか、それとも夫に対する佐和子からの復讐なのか。現実そっくりの不倫漫画を読み進めていく中で、恐怖と嫉妬に震える俊夫は、現実と漫画の境界が曖昧になっていく。佐和子役を黒木、俊夫役を柄本が演じ、金子大地、奈緒、風吹ジュンらが顔をそろえる。監督は「ANIMAを撃て!」「いたくてもいたくても」の堀江貴大。オリジナル企画のコンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2018」の準グランプリ受賞作品の映画化。

「前科」ありの旦那からすれば反論の余地すらない内容で、現代の様々な規制や配慮がなければラストは違っていたのかも知れない。黒木華が「隙のありそうな女性」を柄本佑が「後先考えない軽率でうろたえる浮気夫」を好演。また風吹ジュンがとてもいい感じだった。

いつの時代でも「女は強し」ということと、「身近な情事は怒りが増す」ということを改めて教えてくれる。

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気狂いピエロ

2022年09月17日 09時49分33秒 |  不動産屋の話~トラブル編

フランス映画界の巨匠、ジャン=リュック・ゴダール監督が9月13日91歳で亡くなった。

彼の代表作である映画「気狂いピエロ」はジャン=ポール・ベルモンド主演のヌーヴェルヴァーグを象徴する作品の1つで日本公開は1967年。私は観たことは無いのだがタイトルだけは知っていた。

ただ私はずっとこれを「きぐるい」と読んでいた。正しい読み方を知って今は禁止用語になっている言葉だと気が付いた。禁止になっていること自体も以前とあるテレビでコメンテーターが発言した際に大きく取り上げられたことで初めて知った次第である。

先日の仕事でちょっとしたトラブルが発生した。もうそれなりの年齢だし、それなりに経験もしてきたのでちょっとしたことではうろたえなくなったし、衝撃も受けないつもりだったが・・・当事者を含めて周り全員が正常ではない考え方に唖然となった。ちょっとしたホラーを感じながら、これまでの通常の対応方法ではらちが明かないのは初めての経験で正直これにはかなり疲労困憊になった。正常でないのがひとりだけで周りの関係者が違うのであればまだ救いがあったのだが・・・そんな時にふと思い浮かんだ言葉がこれだった。

これまで本ブログでも色々と書いてきたことだが、みんな文句も言わず耐え凌いでいる。耐え凌いでいる姿を見て、自分も言わないようにやらないようにと心掛けているつもりである。人権だの平等だの主張することが出来るのは「人様に迷惑を掛けていない」「やることはちゃんとやっている」人だけだと思う。このような人たちはたまたまであろうと思いつつも、その人たちのこれからの絶望的な今後をひとり勝手に憂うばかりである。

ちなみにこの言葉を入力しても漢字変換されないのはうちのパソコンだけなのだろうか?

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晩年の顔

2022年09月16日 09時36分50秒 | 二代目のつぶやき

先日最後のテレビ出演をした大御所歌手を久しぶりに観た。

そしてかなり衝撃を受けた。大病をしたとは言え、生気のない面構えに愕然とした。最近よくテレビ出演している元プロ野球選手の大御所も同様であるが、それは有名人・著名人だけではなく、私の周りでもたまに見掛ける。もちろん本人には直接告げられないものの、どこかまじまじと見つめながら、自分はどうなのか?と不安にもなる。

体形や体力は日々少しずつ変化していくので、本人はなかなか自覚がない。顔の筋肉が落ちてしまったような表情は、もしかして会話をしていないのかも知れない。あまり笑っていないのかも知れない。でも最近よく見かける「不自然な顔」よりは抗うことのない年相応な自然な表情でもある。

自分としては表情豊かな晩年を迎えたいものだとつくづく思った。

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