東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

映画:「BILLIE ビリー」

2021年10月17日 09時29分57秒 | 映画の話

先日のレトロ映画館ジャックアンドベティで「BILLIE ビリー」を観た。

【解説】不世出のジャズシンガー、ビリー・ホリデイのドキュメンタリー。人種差別と闘い、酒と薬におぼれて身心がボロボロになりながらもステージに立ち続けたビリー・ホリデイだったが、その人生には謎に包まれた部分が多い。そんな彼女の生きざまに共感したジャーナリストのリンダ・リプナック・キュールが、1960年代に10年間かけて関係者にインタビューを重ねた膨大な録音テープが、近年になって発見された。映画は、その貴重な証言テープをもとに構成。トニー・ベネットやカウント・ベイシー、チャールズ・ミンガスといったアーティストから、ビリーのいとこや友人、ポン引き、彼女を逮捕した麻薬捜査官、刑務所の職員など多岐にわたる関係者の証言を通して、知られざるビリーの素顔を明らかにする。また、黒人差別の実態を赤裸々につづって物議をかもした名曲「奇妙な果実」をはじめとしたライブ映像も収録されており、彼女の歌唱シーンを最新技術を駆使したカラー映像でよみがえらせた。「Peter Barakan's Music Film Festival」(2021年7月2~15日=角川シネマ有楽町)で上映。

膨大なインタビューから彼女の半生がそこまで話しちゃうの?ってほど赤裸々に語られる。彼女の代表曲である「奇妙な果実(Strange Fruit)」は歌詞も内容も知っていたが、彼女が歌う映像に当時の生々しいニュース写真の「果実」と重なると、改めて歌詞について色々と考えさせられた歌だった。

サザンオールスターズの「星空のビリー・ホリデイ」では「いけないケムリと水」と出てくる。劇中で「女性歌手は何故破滅するのか?」「ジャズ歌手は何故短命なのか?」の問い掛けがあるが、だからこその魂の歌声なのかも知れない。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産


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