ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

山のお子ちゃまヒガラ

2018-09-30 | 自然観察

ヤナギランの咲くオクシズの標高2000m付近。


いい虫が見つからず、白いガスも少し漂い始めた頃、カワイ子ちゃんが出てきてくれた。


種々な対象に興味を持つ頃なのか、あまり人見知りしない。


お子ちゃまらしい粒らな瞳が印象的だ。


何羽か確認できなかったが、鳴き声や周囲の雰囲気からして5~6羽は居たようだ。


枯れ枝でも盛んに餌探しをしている。


無事に冬を越して成鳥になってほしいものだ。


既に夏の盛りを過ぎた山は、急に生き物の数が減ったような気がする。一抹の寂しさを感じつつ下山したのだった。

後数時間で非常に強い台風がやってくる。明日は仕事だが新幹線は大丈夫だろうか?

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蝶の様に舞い2(夏の麻機遊水地シリーズ62)

2018-09-29 | 自然観察

チョウトンボ飛翔シーンの2回目です。比較的良く発色した場面。


ウキクサの浮かぶ水面を飛ぶ。


逆光ではないが、あまり色が出ていない。


逆光で写すと翅は黒くなる。


黒く見えるということは、可視光線が吸収されていると考えるのが普通だが・・・。


乱反射光が少なく、カメラの方向に鏡面反射光が来ていない、という場合でも黒くなる可能性があるやなしや?


逆光では順光の際に見えるシアンやマゼンダの干渉色は見えないが、逆に順光ではあまり見えないゴールドの発色がある。


いずれにしても自然界の色というのは興味深いものがある。

先程今シーズン最後の渓流釣りを終え、山籠もりから帰ってきました。山はメチャクチャ寒かった。
暖房など無い隠れ家の夜、布団に入る時は冷たくて震えました。



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微妙な色彩(夏の麻機遊水地シリーズ61)

2018-09-25 | 自然観察

白地に少しだけピンクが乗った良い雰囲気のハスの花。だが今日の主役はこいつではない。


ほな、ここらで一回逆立ちでもやりまひょか~。(またそのフレーズかよ・・・)


少しだけ角度をズラして写すと微妙に色が変化する。CMY色体系で言えば先程よりもシアンが強く、マゼンダが弱いようだ。


さらに角度を変化させると全体的に紺味が強くなり、微妙な色彩分布は少なくなる。


日差しの角度が良く、かなり発色している場面。


アップ。


更にアップ。


微妙な色彩に捕らわれた数時間だった。

昆虫類の発色は構造色と呼ばれ、色素によるものではなく、光の干渉によるものだ。メークアップ化粧品で使われる有色のパール顔料
等もこうした発色構造に近いものである。モルフォ蝶等が有名だが、日本土着の虫にも結構楽しめる種類が居るのだ。
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ノリウツギの花で

2018-09-24 | 自然観察

夏の思い出。山の夏はやっぱノリウツギでしょう。


ヒゲジロハナカミキリ。


ヤマトヨツスジハナカミキリ。花で出会うより立ち枯れで会うことが多い種類。


ヒゲナガシラホシカミキリ。珍しい種類ではないが、自分は初見参。


トビイロカミキリ。


ウラギンスジヒョウモン。


後ろ姿はツノアオカメムシか?


イタドリハムシ。


リョウブの花に来たミヤマホソハナカミキリ。

ここは以前パキタに出会った場所だが、ここ数年は姿を見ていない。本命なきジミヘンでした。


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麻機夏トンボその2(夏の麻機遊水地シリーズ60)

2018-09-22 | 自然観察

お楽しみどすか~。 ほな、ここらで一遍シャチホコでもやりまひょか~。 あ~らよっと。


オハグロいかがどす。ここらでパアーッと開きまひょか~。


ちょっとだけどすえ。恥ずかしゅうおます。


とかアホなこと言ってないと文章が浮かんでこないのだ。
黄金トンボのハラビロちゃん。


縄張りを飛ぶショウジョウトンボ。


絡み合うコフキトンボの♂同士。くるくる回ったり、一気に上空へあがったり、トンボ達の絡み合いはかなりアクティブだ。


ギンヤンマ後ろ姿。


正面。


シオカラトンボの静止。♀型だが腹部は微妙に粉を噴いているようだ。

今日はお彼岸。家族で墓参りだ。
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