ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

山奥に咲くイチヨウラン

2015-06-28 | 自然観察

オクシズの初夏。標高1600m付近の林床で咲いていたイチヨウラン。


ひっそりと目立たないが良い花だ。


近くにはツバメオモトも見られた。


標高が高い場所ではまだ満開のマイヅルソウ。


標高2000m近辺からの聖岳。


赤石岳。登ったのはもう40年前のことだ。


そして富士山。


立ち枯れの梢近くで囀るルリビタキ。冬とは大夫イメージが違うね。


近くには♀も居た。


テッペンで気持ちよさそうに鳴いているのはサメビタキのようだ。


よく考えたらコイツも初見参なのだ。


囀りまくるビンズイ。乾いた感じの声だ。


モンキチョウも随分高い所まで分布してるのだ。


帰り道で咲いていた花の先端が黄色のホウチャクソウ。生で見るとなかなか綺麗であった。

今日はオクシズでタンナサワフタギの主を見に行ってきた。6月下旬だが既に5頭程確認できたのだ。ブログアップはまた後日。
後日といってもこのペースだと1ヶ月以上経ってしまうんだよな。そこは御容赦を・・。


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フタスジサナエ交尾中

2015-06-27 | 自然観察

ウツギの花を訪れたニンフホソハナカミキリ。他にカミキリの姿は無くやや寂しいのだ。


交尾中のフタスジサナエを発見。この日は水際の樹木で2カップルを発見した。


翅胸前面の模様からコサナエ属だとわかる。


別のペア。胸部側面の黒条2本がはっきりと見える。


スジグロシロチョウの飛行。


人間の可視光線には紫外線が含まれていないため、肉眼では♂♀の区別がつかないが、紫外線に感度のあるチョウ自身にとっては一発判別。


優雅に飛んでいる。まあ他に撮るものも無い時しか撮ってもらえない存在ではある。


アサヒナカワトンボも多い。


こちらはミヤマカワトンボ。


トラフシジミもいるだよ。


ボロだが優雅に舞うアサギマダラ。


今日は休日だが家のヤボ用でフィールドには行けずじまい。さて明日は晴れるてくれるだろうか?



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ベニシュスランの谷

2015-06-26 | 自然観察

初夏のオクシズの谷。林床に咲くギンランが心を和ませるのじゃ。


あまり大株で花が多く付いているより、この位がいいね。


女王蜂だろうか。1匹で巣を作っているのだ。


得体の知れないキノコもあったりする。


ヘビイチゴかと思ったが花の下の萼片が花よりかなり大きい。ヤブヘビイチゴでいいかな。


サカハチチョウもいるだよ。などと言いながら歩き続けるがお目当てのものが現れない。もう絶滅してしまったかと
思ったその時・・・。


あった。1株だけだがベニシュスランだ。左側の濃い緑のヤツがベニシュスランでその他は紛らわしいヤツ。
何とか生き続けているようだ。ひと安心。


ヤマアカガエルもいるような湿潤な林床。ベニシュスランはこの様な環境を好むのだ。


その5分後、株立ちを発見。小さな坪になっている。こういうのを見ると嬉しくなるね。


健康的な株だ。盗掘されないことを祈るのみ。


マメヅタが胞子をタップリとつけている。


イワユキノシタが開花していた。暗めの谷で白い花が目立つ。


和製クレマチスのハンショウヅルがあったが、まだ蕾である。

ベニシュスランはシュスランの仲間では一際大きな花を咲かせ、香りも素晴らしいのだ。静かに守っていきたい身近な自然の一つなのだ。

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モグちゃん御臨終

2015-06-21 | 自然観察

オクシズの標高900m付近。モグラが1頭息を引き取っていた。モグラの寿命は5年くらいだそうだ。


ノジスミレのようだ。花の中心部が濃い。


日向で休息するコミスジ。


こちらを睨むキビタキ。


先程から付近で盛んに囀っていたが、やっと姿を見せてくれた。


平地から山地まで幅広く見かける。


頭上にやってきたがちょっと暗い。


ポンポコリンとチョットコイを両方聞かせてくれた。


モミジイチゴの花。


ワサビ田から引かれたモノラックの上で悦に入るミソサザイ


流れに近い岩の上のヒメレンゲ。


山菜にもなるミズ。特に味は無いが独特の滑りがある。


ニョイスミレも多い。


蔓性のアカネ。根は草木染めの材料として有名だ。ヤマセミ親爺も昔、アルミニウムの媒染剤等を使って
草木染めをやったことがある。釣り用の帽子を自分で染色したが、なかなかいい色が出るのだ。現在は大夫退色してしまったが
まだ釣り道具箱には入っているのだ。


ヤマブキの黄色が冴える。

また来週ですね。

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マミジロ♀初見参

2015-06-20 | 自然観察

オクシズの森の中、一瞬戻り遅れたツグミかと思ったがちと雰囲気が違う。


初物だと認識したが帰宅後図鑑を見るまでは同定に自信なし。


マミジロの♀のようだ。カエデの枝でじっとしている。


♂も近くに居るはずだと思うが、この日は登場してくれなかったのだ。


濃色のアケビの雌花。蜜がたれて何だか艶かし過ぎるね。


カエデの花に小型のハナムグリ。コアオハナムグリのようだ。


ツバメシジミが多数舞っている。


右が♂、左が♀だ。


連結体制に入る。


連結完成。

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