朝飯前の自転車散歩に出かけると、切り株の上で偉そうにしているキジの旦那に会った。
ヤマセミ親爺「おはようっす。ははあ〇〇とニワトリは高いところが好きって言いますが、旦那もそのクチですかい」
キジの旦那「バカこくでねえ。辺りを見張るにゃこの場所が一番なんだよ。睨みも効かせられるしな」
キ「いくでぇ、トリャー」
ヤ「オオッといきなり白目剝いちゃって、気合入ってますなあ」
キ「ケケーンとくらあ」
ヤ「おお迫力っすね」
キ「ドドドドドーン」
ヤ「その調子、その調子」
キ「ハア、ハア」
ヤ「おやお疲れですかい」
キ「バカヤロウ、こんなんで疲れていられるか。ソリャーもう一丁いくでぇ」
ヤ「おお続けざまに今度は切り株から飛び降りて、また白目ですかい」
キ「絶好調ぉぉーっ」
ヤ「ひょえー、中畑かよ」
キ「さてと、朝飯にすっか。オメエもさっさと帰れや」
ヤ「そうします。俺も腹減ってきた」
キジの旦那は絶好調、サービス精神に溢れたイイ奴なのだ。