ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

オビトンボ舞う(夏の麻機遊水地シリーズ54)

2018-07-29 | 自然観察

この季節、遊水地の楽しみの一つがこのオビトンボ探しだ。


コフキトンボ♀の1タイプだが、ネイチャーガイド「日本のトンボ」によると北日本では90%がこのタイプということだ。
更に南西諸島では全てがオビトンボ型だという。北と南では多いのに何故か中部地方では少ないのだ。


此処数年の印象だが、麻機遊水地では♀100頭の中に1頭位の出現率ではないだろうか。


アレチハナガサの花に止まろうとするオビトンボ。ここ数年は毎年1頭だけだが、続けて出会うことが出来ている。


いい色をしている。


通常タイプのコフキトンボ。ひょっとすると♂かもしれない・・。


付近を高速で飛び交うツバメ。


ジャスピンではないが、200枚以上撮った中から辛うじて2枚程度・・・。スキル低過ぎるぜヤマセミ親爺。


こんなのも飛んでいた。こいつは静止してるんで1枚で済みました。

オビトンボの分布だが、何となく渓流のヤマメとアマゴの関係を連想させる。神奈川から東はヤマメゾーンで、我が中部地方はアマゴゾーンである。
だが九州や山陰地方はヤマメゾーンなのだ。
こんな話をしていると釣り心がムラムラしてくるが、今月は山籠もりは無しなので来月末まで渓流釣りはお預けなのだ。
台風も通過して、また暑くなるのかな・・。

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遊水地梅雨時のトンボ達(夏の麻機遊水地シリーズ53)

2018-07-26 | 自然観察

アレチハナガサの花にとまるチョウトンボ。光の当たり加減が微妙で、色彩豊かなベストショットには程遠いね。
もっと赤紫の反射色を撮りたいところだが、次の機会に・・。


成熟したコシアキトンボ。


セスジイトトンボ休息中。


セスジイトトンボの連結産卵。♂の足は完全に表面張力のみで浮いている。


こちらはクロイトトンボの連結産卵。ヒシやウキクサの葉の裏側に産み付けている。


水面をパトロール中のギンヤンマ。


アップ。


ハグロトンボは日陰の場所に何頭がが群れている場合が多い。かなり水面から離れていても居ることがある。メタリックグリーンがグッド。


池から突き出した枯れ茎に静止するヨツボシトンボ。

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遊水地梅雨時の虫(夏の麻機遊水地シリーズ52)

2018-07-25 | 自然観察

カラムシの葉があれば何処にでも現れるラミーカミキリ。


フォトジェニックではあるが、結構敏感ですぐ飛んでしまうことが多い。


クズの葉に多く居るオジロアシナガゾウムシ。


こいつもやたら目に付くマルカメムシ。


ハラビロヘリカメムシっぽいが・・。


テントウムシ飛び立つ。


ナガメ。こうしてみると大した虫は居ない。テンションメチャ下がり。


柳の古木にデカい蜘蛛が卵塊を抱いていた。アシダカグモだか。


ウシガエルは相変わらず繁栄しているようだ。

この日は1時間強で帰宅してしまいました。何ともショボい一日でした。
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お子ちゃまエナガ

2018-07-24 | 自然観察

オクシズの標高1600m付近。虫探しをしているといきなり可愛こちゃんが顔を出した。


幼鳥が多く混じっている15~6羽の集団だった。


粒らな瞳が良い。


まだ親から餌をもらっている。


虫を咥えてやってきた親鳥。


咥えてきたのは白っぽいイモムシだが何の幼虫かは不明だ。


地表にはツマトリソウがチラホラと咲いている。


ちょこっとだけ出てくれたアカゲラ。

コメント (2)
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タニグチをリリース

2018-07-22 | 自然観察

大分前になるが6月2日。昨年秋から飼育(こちらから)していたタニグチコブヤハズカミキリを
オクシズの採集場所にリリースしてきた。タニグチ、セダカの計5頭を飼育したのだが冬を越して6月まで生き残ったのはたった1頭だけだったのだ。
半年以上付き合ってくれてありがとう。生まれ故郷の自然の中で余生を送ってくれ。


ニワハンミョウかミヤマハンミョウか?獰猛な面構えだ。


ベニヒラタムシ。


飛び立つのはセミスジニセリンゴカミキリの黒色型か。クロニセではなさそうな雰囲気だった。


休むモンキチョウ。


ヒメシャラの葉上に居たヒゲナガオトシブミ。


不明甲虫。雰囲気はネクイの一種のようでもあるが。


不明コメツキ。種類が多いだけに甲虫の同定は難しいのだ。


なかなか獰猛なイメージのクモであるが、これも種名はわからない。

この日は不明種が多かった。もう少し同定力をアップしたいものだが、なかなか・・・。
コブヤハズの飼育で一つ気付いたことがある。大型の個体の方が生存率が上がるようなのだ。今シーズン再確認してみるか。
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