ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

モミジイチゴが好物

2016-07-31 | 自然観察

6月中旬のオクシズ。丁度モミジイチゴが熟れだした頃だった。フィールドで食うとそれなりに甘酸っぱくて美味いが、収穫して家に帰ってから食うとそれ程美味くないのだ。何故だろうね。


モミジイチゴを頬張っているのはソウシチョウ。何となく嬉しそうじゃん。


数羽の群れで付近を行ったり来たりしている。


雛を遠ざけないためか、ひっきりなしに鳴いている。


基本的に藪っぽい場所が多いが、今日は多少見やすいシチュエーションなのだ。


艶やかな色調が緑に映える。声も決して悪くはないのだ。


東南アジアが原産ということだ。図鑑では最後の方にオマケのように載っているのがちと気の毒でもある。


近くの伐採木に来ていたクロニセリンゴカミキリ。入り組んだ枝の中で何とか数枚写せた。この後で地面に落下してしまった。


こちらはキバネニセハムシハナカミキリ。


タンナサワフタギの立ち枯れで交尾するヘリグロホソハナカミキリ。

それにしても今日は暑いっけね。





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緑の森のアカゲラ

2016-07-30 | 自然観察

標高1600m程のオクシズの森。前回はオオアカゲラ(こちらから)だったが今回はアカゲラだ。


枝を打診しつつ、次第に近づいてきた。


珍しく開けた場所に止まってくれた。


背中の白い逆ハの字が明瞭。


結構くつろいでいる様子だ。


数分間この立ち枯れに止まってくれた、サービス精神に満ち溢れたヤツだ。


緑の森をバックに落ち着いて何枚か撮影することが出来た。


伐採された枝にナカジロサビカミキリ。


濃い霧が立ち込め、ツマトリソウもこんな感じだ。


キベリタテハ。日向で羽を休めている。

今日午後、山籠りを終えて帰宅しました。水温の低い沢で良いイワナ達に出会えました。ブログアップは後日です。


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花やら虫やら

2016-07-27 | 自然観察

オクシズの初夏の森。丈夫そうなサルノコシカケ。


アザミの葉にシロホシテントウ。


伐採されたタンナサワフタギの切り株に来たヘリウスハナカミキリ。この深い赤色が白いタンナサワフタギに映えて、初夏の森のアクセントなのだ。


同じくタンナの細い立ち枯れを徘徊するニグロことヘリグロホソハナカミキリ。


足元にオオヤマフスマの白い花がポツ、ポツと存在している。


オオセンチコガネも良く目にする。


アカツメクサに飛来するモンキチョウ。


標高は1200m位か。


立ち枯れにはヒメバチの1種か?


ミヤマハコベらしきハコベの1種。標高は1600m程度。


同場所でのヨツボシヒラタシデムシ。


ベニコメツキかミヤマベニコメツキか。


この辺も例に漏れずシカの食害が酷い。獣道が縦横に走っている。ウンチも一杯で喜ぶのはオオセンチコガネ達ばかり。

さて明日からは夏の山籠りだ。楽しみだね。イワナ達、待ってろよ。



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安倍奥のアラメハナカミキリ

2016-07-24 | 自然観察

安倍川流域の山地を通称安倍奥、最近ではオクシズとも呼ばれるようになった。


アラメハナカミキリは静岡では富士山麓が有名だが、地元安倍奥でも居るはずだと探索し始めて彼此10年近く経っただろうか。


6月4日、ちょっと時期が早いかもしれないと思いつつ、針葉樹の立ち枯れを見始めて30分位経った頃だった。
幹に小さなコブのような虫が・・・。初見参だが一発でアラメハナだとわかるシルエットだ。


逃げそうもないのでじっくりと撮影に専念する。


が、林の中は結構暗く、なかなかいい感じに写らないのだ。


安倍奥でアラメハナを探すには標高1500m以上で、とにかく針葉樹の立ち枯れを一本一本根気よく見て歩くしかないのだ。


この日は結局♀ばかり4頭を確認することが出来た。


厚みがありガッシリとした体形でハナカミキリというイメージではない。


エリトラの彫刻のような凹凸と黄褐色の帯がイカスじゃないか。


こいつはカラカネハナカミキリ。よく居るヤツだ。


同じく赤色タイプ。


図らずも当日は6月4日、ムシの日だ。いい出合いが出来て満足でした。


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根元が好きなオオアカゲラ

2016-07-23 | 自然観察

お子ちゃまエナガと遊んでいると、キョッキョッと鳴きながらオオアカゲラがやってきた。


幹の下の方で何やら探している。


根元まで降りた。


胸は薄い赤の地に黒い縦斑紋がある。


少し幹をつついては上へ移動していく。たぶん数回つついただけで虫の存在が分かるのだろう。


オオアカゲラというが、大きさはアカゲラと似たり寄ったりに見える。


足元にツマトリソウ。


葉の縁が若干色づく。




収穫は無かったようで、この後視界から消えていった。


ベニドウダンが鮮やか。


少しだがクワガタソウも見られた。

今日は近くのJ公園でセミの羽化観察会を開催し、先ほど帰宅したところなのだ。何とか羽化途中のセミが2頭見れて一安心。
参加者は定員一杯でいつも人気のある観察会なのだ。



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