ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

コブの里帰り

2019-05-29 | 自然観察

昨年秋に採集(こちらから)したタニグチコブヤハズカミキリをリリースしに行ってきた。動きは元気だし、採集場所から10mと離れていない場所なので大丈夫だろう。


昨年10月から飼育していたので(飼育方法はこちらから)7か月程飼育したことになる。寂しい冬の間付き合ってくれたコブに感謝。


実は5頭(タニグチ3頭、セダカ2頭)でスタートしたのだが、今回のリリースまで生き延びたのは2頭であった。
生存率は40%ということになる。


頭上にはコブシの花。


フモトスミレが開花していた。


葉の裏はこのような紫色をしている。


せわしなく登場したのはオオセンチコガネ。いい金属光沢をしている。


元気に飛び去って行った。


ランナーを伸ばして広がっているのはミツバツチグリか? 今一つ自信無し。

コブの自然界での越冬生存率がどの程度か不明な為、今回の生存率が高かったのか否か分からない。ただこれまでの何シーズンかの
飼育経験によると、どうもセダカのほうが弱いようだ。自分の飼育経験では圧倒的にタニグチの生存率が高いのだ。
なお今回は人工ゼリー餌を一切使わず、枯葉(ハリギリ、麻機遊水地のノブドウ等)のみで飼育したが、特に生存率に大きな影響は
なさそうだ。まだまだ研究の余地はありそうだ。
明日から今シーズン2回目の山籠もりだ。朝4時起きなので今夜は早く寝ます。
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朝の麻機で(春の麻機遊水地シリーズ51)

2019-05-28 | 自然観察

久しぶりに朝飯前の散歩に出かけてみた。 既にオオヨシキリは絶好調。


かなり狭くなった葦原で競い合う様に囀っていた。


草叢のハルジオン。


ヘビイチゴは既に結実し赤く色づいている。


トレードマークの赤い口で思い切り囀る。


数年前と比較して大幅に数が減っているのが寂しい。


ナガミヒナゲシは増えている。


アカツメグサも見られた。

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飛び回るコチドリ

2019-05-26 | 自然観察

GWの河口。縄張り争いだろうか、数羽のコチドリがブンブン飛び回っていた。




鳴き声を発しながらしつこく飛び回ってた。


今日は麻機遊水地で東部生涯学習センターと共催で、親子植物観察会を実施した。


参加者は20名程。気温が上昇し、日陰の少ない第四工区の為、参加者の熱中症が最大の心配だった。


柳の木陰で吸水タイムを設け、移動距離は少なめに設定した甲斐があってか全員元気で終了できた。一安心なのだ。


現在の遊水地は花の種類も少なく、トンボ等の昆虫もまだ最盛期にはなっていない。コアジサシも来ていないし、全体的に寂しいのだ。


7月初旬に再度ここで観察会を予定しているが、そのころは虫の数もぐっと増えているはずだ。


丁度梅雨の最中なので天気が心配だが、晴れれば晴れたで強烈な暑さが予想される。今日以上に熱中症対策を万全にしておかないとね。
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GW自宅の花

2019-05-25 | 自然観察

GWの頃、自宅に咲いた花達を写してみた。まずはミヤコワスレのピンク花。


手前の数株がミヤコワスレの通常色。年老いた母親がこの花を好きなため、時々植えてみるが、ピンク花よりも何故か数段難しい。


庭の隅にニョキッと生えていたアミガサタケにビックリ。


ほぼ枯れていたクレマチスを根のみから復活させた株。


雲南アヤメという種類。ちと増えすぎて困る。


シランは赤と口紅の2色。


シランと雲南アヤメ。


勝手に生えてきたミスミソウ。花を見たいね。


オオバギボウシの斑入り。丈夫でほぼ手入れ不要だ。

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春の河口に咲く

2019-05-24 | 自然観察

河口の砂地にも種々の花達が春の彩を醸し出している。ハマボウフウは食えるというがまだ経験していない。


ナヨクサフジは他の植物の生育を阻害すると言われている。


同じマメ科のハマエンドウは未だ咲き始めたばかり。


どこにでも生えるアカバナユウゲショウ。


コマツヨイグサ。


コボウムギも多い。


ギシギシ。近縁のスイバとよく似ている。


ハマヒルガオも開花している。


テリハノイバラか?カミキリモドキのような甲虫が訪れていた。
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