今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

マグニチュードと震度は対応する?

2024年03月26日 | 防災・安全

3月21日の茨城南西部の地震はマグニチュード5で震度5
23日の岐阜西濃の地震はマグニチュード4で震度4

このように内陸直下型地震では、マグニチュード(地震のエネルギー)と震源地に最も近い観測点の震度(揺れの大きさ・被害の目安)とは相関どころか"一致"していることが多い。

震度は物理量ではなく単なる判断指標にすぎないのだが、
結果的に物理量によく対応していて、優れた指標といえる。

ということで、私は両者を同じ値になるものとして、マグニチュードが出れば、
その値を震度として被害の程度を想像する。

ただし震源が海洋だと、陸地の震度とは対応しないし、同じマグニチュードでも震源の深さによって地上の揺れは異なるので、あくまで”およその目安”だ。
なので「震度5弱」はマグニチュード5.0-5.4の間で、「5強」は5.5-5.9という細かい対応づけは無理。

また、震度は最大値が7だが、マグニチュードは8以上もある。
ということは、内陸最大の地震であった1891年の濃尾地震(マグニチュード8)は、
”震度8”という地上で空前絶後の揺れの大きさだったといえよう(実際、根尾谷断層が地上に出現した)。



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