串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

浅間温泉 菊之湯

2017年08月06日 | 宿-甲信越

相方は毎年恒例の八が岳山麓の原村で3泊4日のゴルフ同窓会

その帰りに浅間温泉の宿で待ち合わせてお泊り。

私はJRで松本へ。

好きな列車旅、車窓の眺めを楽しみ、時々居眠り。

あっという間に松本到着。

 松本近郊の美ヶ原温泉では何度か泊まっているが、浅間温泉は初めて。

松本駅から乗った浅間温泉行きの路線バスは、この浅間温泉街を
ぐるりと回り松本駅へと戻って行く。

広い温泉街で大きな宿も多い。

大きな宿、リゾート界 松本

 本棟造りの建物、ほ~っと感心しながら写真を撮っていると
中からスタッフが現れ館内へ。

本棟造りの民家とは、大きな切妻の屋根を持ち、その妻側に出入り口がある。

屋根の頂点に建物の引き立て役である雀おどり(雀おどし)が乗っている。

などの特徴があり、松本地方では未だ200年の歴史をもつ家も残っている。

この菊之湯の建物も古いものかと思っていたが、築40年ほどらしい。

もっとも創業は明治時代。

 しめ縄は年中掛けておくのだろうか?

背の高い、ぼってりした蕾をつけたハスが両サイドに。

フウチ草、いいなぁ。

うちにもあるけどね。

おぉ~内部も凄い!

左手フロント、真ん中を歩いて部屋や風呂へ、右手はロビー。 

ピアノの奥の棚にはガラス製品が並ぶ。

床は、なまこ壁で用いられる黒い瓦が一面に敷かれていて、
清々しく重厚な雰囲気を醸し出している。

 ケヤキ大黒柱は漆でピカピカ。

 松本民芸家具(だろうか?)の椅子が並ぶ。

こちらは食事処として使われる老松の間

40畳の部屋だが、ここで食事したのは3組だけ。

部屋食が基本かな?

当初部屋食との事だったが、部屋食は好きではないので
わがままを言い、この老松での食事となった。 

 

コオニユリだろうか?

館内の花はこれで統一されていた。

こういう風に一種類だけの花を活けるのは、私も好き。 

 陶器かな?

 右へ行けば大浴場がある3号館(梅の棟)。

私達の部屋は左方向の1号館(松の棟)。

壁にかかる刺し子の半纏。

細かい針仕事に感嘆。

 温泉街を歩いてみた。

菊之湯と同じ本棟造りの民家がもう1軒あり大きな表札がかかっている。

表札の名前見てみた。

降旗・・・。

あまりない名前で、すぐに連想したのは映画監督の降旗康男。

半信半疑でネットで調べてみた。

やはりここは降旗監督の生家のようだった。

本棟造りの特徴、屋根の上の雀おどり(雀おとし)は、これか・・・。

            

    翌日、土産に浅間温泉の名物おしんこ餅を買って帰る。

    日持ちはせず、賞味期間は3日間。

    薄い新粉で作ったお餅の中に、上品な甘さのこし餡入り。

    一度に2個ぐらいは食べられそう。

 

 

 

 

 

 

 

 


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