身長157センチと大きくはない香妻(こうづま)琴乃だが、ドライバーで飛距離を稼ぎ、ロングパットも面白いように沈めた。18日、茨城・イーグルポイントGC(6528ヤード、パー72)で始まった女子ゴルフのサマンサタバサ・レディース。持ち味の攻めのゴルフを序盤から発揮し首位と1打差。サマンサタバサ契約のホステスプロが大会を盛り上げた。
圧巻は前半の4連続バーディーだ。まずは3番(パー5)。6メートルを沈めてリズムに乗ると、4番(パー4)は3メートルをきっちり決める。5番(パー3)は5メートル、6番(パー4)は10メートルをうまくラインに乗せた。後半でも8メートルを決めてバーディーを奪うなど、途中までトップをキープした。
「落ちていた飛距離が戻りショットの心配がなくなった」と自信を取り戻したことが大きい。さらに頭を上げるパットの癖を修正して、タッチが安定した。両方が少しずつかみ合い始め、良いリズムを生み出している。
2011年のプロテストに合格。昨年は下部ツアーにあたるステップアップツアーで優勝し、今季は5月のサイバーエージェントでツアー自己最高の4位に食い込んだ。「レギュラーツアーに出る機会を増やす」のが目標なだけに、シード権獲得に向けたチャンスを生かしたい。※引用しました!
W杯ブラジル大会で優勝したドイツ代表の主将、DFフィリップ・ラーム(30=Bミュンヘン)が、代表を引退した。ドイツ連盟が18日、公式ホームページで発表した。
ニールスバッハ会長は「今朝、電話で伝えられた。素晴らしい選手というだけでなく、人間的にも模範となる存在で、代表チームに対してしてくれたことすべてに感謝したい」と声明を発表した。
またラーム本人は独スカイスポーツのツイッターに「今が辞めるのに正しい時」と記した。Bミュンヘンでのプレーは、少なくとも現契約が残る18年までは続行する。※引用しました!
<オールスターゲーム:全パ-全セ>◇第1戦◇18日◇西武ドーム
オールスター恒例のホームラン競争が行われ、広島のブラッド・エルドレッド内野手(34)が優勝した。
ソフトバンク柳田との準決勝を6本-2本で快勝。ヤクルト・バレンティンとの決勝戦になった。先行のバレンティンが1本に終わり、エルドレッドは4スイング目に左翼席最上段の通路に放り込んだ。
同数の場合はホームラン競争ファン投票の上位者を勝利とするため、この時点で、ファン投票上位のエルドレッドが優勝。賞金50万円をゲットした。「非常に楽しい雰囲気の中でやれた。身長が大きく、体重も重い分、自分に分があったんじゃないかな」と、ユーモアを交えて喜んだ。※引用しました!
日本野球機構は18日、マツダオールスターゲーム第2戦(19日、甲子園)の先発投手を、全セが藤浪(阪神)、全パが大谷(日本ハム)と発表した。※引用しました!
オリックスが、最短で8月14日に国内フリーエージェント(FA)権を取得する金子千尋投手(30)と、同月中にも残留交渉を行うことが17日、分かった。3年総額10億円(プラス出来高払い)をベースとした条件で誠意を見せ、前半戦だけで9勝(3敗)をマークし、防御率(1・74)と奪三振(146)でリーグ1位のエース右腕を慰留する。
オリックスが全精力を傾けて、金子を引き留めにかかる。故障がなく順調なら、国内FA権取得は8月14日。2010年に最多勝(17勝)、13年には最多奪三振(200個)に輝くなど、実績十分の右腕だけに、FA宣言すればシーズン後に複数球団が獲得を狙うのは間違いない。球団幹部は「シーズン中なので彼の日程も考慮しながらだが、FAを取得すれば、期間を空けずに一席設けるつもりだ」と、8月中旬にも交渉のテーブルに着きたい考えだ。
金子はここまで、チームの柱として17試合に登板して9勝3敗。防御率1・74で首位を走るチームをけん引している。流出となればチームにとって計り知れない痛手となるだけに、何としても引き留めたいところだ。
球団は昨年12月の契約更改では複数年契約を提示したが、「自分に甘えたくない」という金子の希望をのんで、単年の推定2億円(プラス出来高)で契約を結んだ。一年一年に勝負を懸ける思いを尊重したが、逆にいえば、今シーズン後に流出する可能性が残っていることになる。
同幹部は「金額がすべてではないが、球団としての誠意は最大限見せる。そこは(宮内)オーナーからも言われているので」と、金子の慰留が今オフの球団の重要課題であると明言。大幅アップでエースの心をつなぎ留める構えだ。
さらに同幹部は「(権利を)取得した選手には『来季以降も一緒に頂点を目指して戦おう』と話しはしました」と、今季すでに国内FA権を取得した抑えの平野佳、セットアッパーの馬原に球団の思いを伝え、残留要請したことも明かした。順調なら選手会長の坂口も、8月中に国内FA権を取得する見込み。金子に対してだけでなく、すべての交渉を同時進行させ、来季の戦力ダウンを阻止する。
◆金子 千尋(かねこ・ちひろ)1983年11月8日、新潟・三条市生まれ。30歳。長野商高2年春にセンバツに出場。トヨタ自動車から2004年のドラフト自由枠でオリックス入り。10年に17勝で最多勝、13年には200奪三振で最多奪三振のタイトルを獲得。最速150キロの直球とスライダー、チェンジアップ、カーブなど多彩な変化球を操る。180センチ、77キロ。右投左打。既婚。
◆後藤のケース 近年のオリックスでは、後藤光尊内野手(現楽天)が2010年の8月に国内FA権を取得。球団は同年に打率2割9分5厘、16本塁打、73打点と自己最高の働きを見せた二塁手に、年俸5300万円から大幅増となる3年総額3億円を提示。後藤は権利を行使し、中日などが獲得への調査を進めたが、最終的にはオリックスに残留した。
※引用しました!