消費期限と賞味期限

スーパーなどで買い物をするときに気になる消費期限と賞味期限・・・
当然、ご存じのとおり食べて良い期限が消費期限・・・一方、美味しく食べられる期限が賞味期限・・・
ここまでは、誰しもが知っていることだろう・・・

では、商品には、消費期限と賞味期限の両方が付いているのかと言うと・・・必ずしも両方は付いていない・・・
何故なのだろう・・・弁当などは、消費期限が表示されるが・・・賞味期限は表示されていない・・・

この表示方法は、保存のきかない商品と保存のきく商品の違いによるもののようだ・・・

　　

例えば、メタボオヤジの大好きな魚のイワシ・・・
刺身や焼き物用の魚のパックには、消費期限が記載されている・・・しかし、賞味期限はない・・・
一方、保存のきくイワシの缶詰には、賞味期限は記載されているが・・・消費期限はない・・・

即ち、賞味期限だけの商品は・・・その期限を過ぎても食べたり飲んだりできると言うことなのだろう・・・
特に缶詰や冷凍食品は、保存状態が良ければ未来永劫食べることが出来るのかも知れない・・・

同様に日本酒には、消費期限も賞味期限も記されていない・・・あるのは製造年月日のみ・・・
即ち、これも保存状態が良ければ数十年後でも飲むことが出来るということである・・・（だから古酒も存在・・・）

一般的には、ビールは３か月、日本酒は６か月と言われるが・・・
ワインと同様に活性していても条件さえ良ければ長期保存が可能と言うことらしい・・・

ちなみにキリンビールには、消費期限と製造年月日が記載されていた・・・
これは、より確実に食の安全を確保するためなのだろう・・・