『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

中京、県岐阜商、がっぷり四つの好試合

2009年09月23日 | 趣味(高校野球観戦)


県商300000000 00001 4
中京300000000 00000 3

 いやぁ、この両チームは、力に差があるといわれるときでも結局接戦をやるのですな。ですからライバルということになるのでせうか。実にいいものです。

 この試合はいったいどうなるのか?と思わせるやうな波乱含みの立ち上がりでした。新チームを結成してからの初対戦。まずは名刺がわりといいますが、挨拶代わりに初回にお互いが3点ずつ取り合って幕が開けました。しかし一転して膠着状態に入り、延長戦に突入、結局延長14回、県岐阜商が1点をあげ、4-3で勝ちました。いい試合でしたね。

 加藤は初回に変化球が高めに入るところを痛打されましたね。しかし、その後は低めに決まり、県岐阜商打線をピシャリと抑えました。たぶん、延長戦にはいってからかなり疲れましたね。あれだけ投げたのは初めてだと思います。
 収穫としては、加藤が本調子を出せば県岐阜商は打てない(やはり3点以内に抑えられる)だろうということがこれで再確認されたことにあります。
 小生は県岐阜商が優勝候補の筆頭であると以前書きましたが、予想通り、強打と機動力を兼ね備えたレベルの高い好チームであることが今日の試合でよくわかりましたし、その相手に中京がほぼ互角に戦えたのも収穫でした。(来年、三輪が伸びてきたら、またまた中京と県岐阜商の決戦になるでせうね。)
 
 互角、とはいいながら、総合的に見て、県岐阜商が一枚上であると書かねばなりません。どういう点からそう感じたのでせうか?それは、判断力です。
  走塁の判断、守備の判断が、県岐阜商が一枚上でした。失策は県岐阜商が2つ、中京が1つですが、記録には表されない失策が中京にはあったと思います。初回の走塁、バックホームの返球、機動力差、云々です。こういったところは、県岐阜商が上でしたし、それが結果的に1点差になったと思いました。

 小生は、ここまでの試合で、もしよくやっている選手をあげよといわれたら、加藤と広瀬のバッテリーをあげたいですね。
加藤はこれまで調子が悪かったのですが、3点取られてようやくエンジンがかかってきたのか、本当によく投げました。まあ、負けましたが、今大会の彼の調子から見て、今日の投球はよくやったといえます。
 それから広瀬ですよ。捕球の面でまだまだでせうが、はじめに比べたら格段によくなっています。昨日、本日、ちゃんと盗塁されても2塁で刺しています。それから実によく声を出しています。リード面でかなり気を遣いながらやっていますが、ここまでこれたのは広瀬のがんばりもあるでせう。段々とキャッチャーらしい、いい顔つきになってきましたね。
 ただ、打つべきところで一本欲しかったです。チャンスにはどっしりかまえて、まるでスナイパーがターゲットに狙撃の照準を合わせて、そのポイントにきたらトリガーをひくやうに、好きなボールをじっと待って、ガッツーン!!といって欲しかった!

 さて、3位決定戦にまわることになりましたが、岐阜総合戦は油断することなく、中京の力を全力投入して戦って欲しいです。
そうです、けっして油断することなく。

 何が何でも東海大会に出場し、その先、勝ち進めば、おそらく準決勝で県岐阜商と再度決戦が待っています。それを乗り越えないと選抜はありませんから、一歩ずつ前進していきませう。必ず道は開けます。
道が見えなければ自分たちで作るのですぞ!

すかさず、おやすみ


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4 コメント

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Unknown (たことら)
2009-09-24 23:18:53
welcomeさん、ご無沙汰してます。
私も昨日ネット裏から観戦してました。
言われるように広瀬くんは実にキャッチャーらしくなってきましたね。
加藤くんも2回からしりあがりに調子が上がり
ナイスピッチ、14回までよう投げました。
しかしいくらいい勝負をしていても追い越す雰囲気を全く感じなかったのは私だけでしょうか?
選手のポテンシャルは中京が僅かに上だと
思うのですが 言われる判断力という部分ですかね。決勝点を取られたシーンも外野が一点を
絶対にやらない前進守備ではなかったと思うのですが・・
あと攻撃陣は、無死もしくは一死でランナー二塁の形を作りたいですね。
昨日も2死からの四球もしくはシングルが多かった。点が入りそうな雰囲気があまり無かったです。

それにしても
夏に続いての負けは悔しいですね。

この代は甲子園行かなきゃ!
行けるだけの戦闘力は十分あるでしょ!
頑張れ中京!
Unknown (peco)
2009-09-25 09:58:43
夏の遺恨試合かと思うぐらい、ネット裏では囁かれていました。
走塁の積極性が結果となりました・・・
県岐阜商は、チームに和が出来たようですね。
夏の甲子園でも、絶えず次の塁を狙う姿勢がベスト4に輝いた成果だったと思いますよ。
残念ながら、中京にはその姿勢がなかったから脚で負けたと思います。眼に見えないミスがあったり、スコアーブックにはない結果が数々ありました。つまりは、選手たちの判断力が欠けた試合ではなかろうかと。広瀬の捕手へのコンバートには私ながらちょっと疑問があります。
直接、小嶋さんには聞いていませんが投手をリードするのは大変なこと、もっとバッティングに集中できる一塁手が最適と思うけど。
大垣日大は、来夏はきっと強いチームになると思います。1年生スーパートリオが何人いるかご存知ですよね・・・
バッテリ以外にも、センスが抜群の子たちが目白押し。この冬を越す春が楽しみです。

県岐阜商の丹羽さんから、聞きましたよ・・・
野球熱心な方にお会いしたとか言ってらっしゃました。
10月3日はレインボーに参ります。またその時にでもよろしく。
必ず (welcome)
2009-09-25 22:56:08
たことらさん、お久しぶりですね!
たしかに、膠着状態でした。県岐阜商は2死からでも走者がでれば必ず仕掛けるのですが、中京は仕掛けませんから、もう2本ヒットが必要なのですね。ですからプレッシャーもかけられませんでした。こういった差が結果に出てくると課題が浮き彫りになりますね。
ありがとうございます (welcome)
2009-09-25 23:00:04
pecoさんこんにちは。
脚で負けましたね。瞬間の判断力の差が点差になってでてきました。相手へのプレッシャーが中京はなかったですね。広瀬の捕手コンバートは小生はわかりませんが、今のところ、打撃に影響がでているやうな気がします。

 丹羽さんは覚えておられましたか?
ありがたいことです。

 10月3日に大野に行く予定です。
宜しくどうぞ!

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